何事にも相性という厄介なモノがあります。
しかしながら、それを克服する方が其れからの人生を過ごす際に
大切になってくるでしょう。
幼い頃から学生時代の間には、どうしても勉強は避けては通れません。
勉強が好きな人など極稀であり、大概の人は楽して要領よくを望むモノだと思います。
勉強も、様々な科目が在りますから、当然、得意、不得意があるのは皆さんご承知の通りです。
極端な例が、理系、文系の区別でしょう。
但し、その頃に出会った先生の指導方法であったり、人格であったり、
本来の能力とは違った部分でも生徒の興味は変化するので、
それが本当に理系、文系に適合しているにかは定かではありません。
私は、この延びる時期に於いて、子供に好き好みをさせず、苦手だと感じている教科においても、
一様に大切に向き合わせる親の姿勢が一番大切な仕事だと思っています。
親子関係に、特に子供が幼い頃などは、友人のように!等と言ったバカな考えは不要と思っています。
父親が在る意味恐い!という状況を理解出来ない女性が増えているようなことを
教育関連の書籍で頻繁に見かけるようになりました。
親の責務の意味合いさえも、通じない時代が来るかもしれません。
この大切な時期に辛坊という経験をさせることで、
相性の合う、合わないという好みを超越した自然な所作が生まれて来るのだと思います。