空也の和菓子


DSC_0034茶道武者小路派の稽古を始めた娘たちです。

もう長い間、今では立派な青年になられた息子さん共々の患者さんに手ほどきをお願いしました。

お人柄も良く、私はいつもこのご婦人が来られるのを楽しみにしています。

もう20年ほどの前になるでしょうか?

県外の医大にて抜歯をした際に、麻酔で意識不明となれれたとのこと。

で、歯科の治療が恐くて恐くて、治療が遅れてこんなになりましたと、

仰られていたことが時々、私たちの話題となります。

麻酔が恐いのに、全部の歯をインプラントにて修復したのです。

ー 先生の麻酔は痛くない、辛どくならない!ー

私と特別なことはしていません。

笑気鎮静法は全く、静脈内鎮静法も、ほとんど使いません。

が、麻酔注射をする際には、粘膜をジッと凝視して、針を入れる処を探します。

ある1点は、痛くない、辛どくならない処があるんです。

それこそ、粘膜の方で、ここだ!ここだ!と教えてくれるのです。

インプラントは虫歯にはなりませんから、

と言って、

ー 甘いものの食べ過ぎは身体にお悪いので、お気をつけ遊ばせ! ー

と、この娘たちの師匠が最近、肥満気味で私はショッチュウカラカッテいるのですが。

ー だって先生、美味しんだもの! ー

明日の教室へ向かう娘たちに手土産を持たせようとお菓子の用意をしました。

銀座並木通りの空也の和菓子です。

娘たちは、師匠からお菓子の話ばかりを授けられているかもしれません。

ー あー空也のお菓子って美味しいのよ!ー

前回、帰宅した娘たちは空也の和菓子しか頭に残っていない様子。

親バカの典型である私は、早速にお店へと予約の電話を入れて、

東京都ご開業で私どもの医局の研究生であるコーラル歯科医院の小出 明院長先生に、

わざわざ銀座まで足を運んで貰ったのです。

ー 先生からのご依頼の品、キチンと発送させて頂きました ー

娘たちの師匠は、さてさて、どんな顔を娘たちに見せるのでしょうか!