昨夕、仕事帰りに立ち寄ったスーパーマーケットの陳列棚に山積みにされた鈴虫の籠からの
耳に心地よいハーモニーにひかれて娘たちと歩み寄った私が
レジで買い求めていたのは云うまでもありません。
夕食時に、何時もはテレビに釘付けの娘たちを叱りながらの日常が、
昨日は皆で鈴虫の音に楽しみながらの時間を過ごしました。
犬たちも、この不思議な生き物を鼻先にジーと見つめています。
私の幼い頃は、どの家庭でも今時はこういう風景であったように思います。
忙しい毎日を過ごす私の、ほんの一時の心休まる夏の虫からの贈り物でした。