臆病者と謗りを受けても


今日は、CTの最新解析ソフトの説明を受ける手筈になっています。

インプラント治療に際して、私はCTによる撮影画像を完全には信用していません。

歯科用のCTによる画像は、医科用のCTに比べて大きく劣ります。

また医科用CTにおいても、機種の違いや、放射線技師さんの技量により、その画像は大きく異なります。

ですから、あくまでも参考程度と考えて手術に臨みます。

結局は、直接に骨を自分の眼で診て、自分の手で触って感触を確認することが

治療成功の秘訣だと考えています。

治療の技術の差が在るのは当たり前であり、

だからこそ私らは、日頃の研鑽が必要なんです。

とは云うものの、参考程度としか評価していないCTですが、

常に最新の解析が出来るようにとの備えを怠る訳にはいきません。

臆病者と謗りを受けても、備えに備えに!の気持ちが、

安全な治療への第1歩なのです。