今日は歯科衛生士の宮田君が
兵庫県川西市の畑矯正歯科医院へと
歯並びの治療を受けに
出掛けているので、
患者さんの入れ具合を
控え目にしている。
台風でもあるし、
好都合であったが、
宮田君の道中を
案じている。
私は矯正歯科は
専門外であるので
畑医師に依頼している。
もう15年の付き合いである。
畑医師の矯正治療は
正確な位置へと
歯を移動させる。
素人目には
判らぬだろうが、
畑医師の矯正治療は
群を抜いて
秀でている。
又、畑医師は
決して患者さんに媚びない
信念の歯科医師である。
サービス業的な要素が大きくなり、
本来の医療の本道から
反れつつある昨今の歯科業界である。
畑医師は矯正歯科の王道を
歩く強いひとである。
此のような希少となった歯科医師の
仕事は誠に清々しい心持ちとなる。
遠くても確かな治療を受けて頂く為に
私は専門外の治療には
決して手を出さないし、
間に合わせの医師には
自分の患者さんを託さない。
大勢の矯正歯科の治療を拝見したが、
未だ畑医師を凌駕する
治療に接した機会はない。
そもそも矯正歯科と
一般歯科との両立は不可能である。
其れは、各々の治療の視点が
異なるからである。
標榜に、アレヤコレヤト標記している診療所と、
肩書きを読めぬほど列挙している医師は
間違いなくヤブ医者である。
専門職に就く人間も
治療を受ける患者さんも
ソロソロ見る目を体得する時である。