数年前 まで
スーパー の 陳列棚 の
市販調味料 の 【だし】
さへ も
ろくろく 使い こなせない
味盲
の
影響 にて
狂って しまった 私 の 味覚 を
回復 するのに
相当 苦労 した の です。
そういう 時 は 【原点回帰】
幼い 頃
明治生まれ の バァちゃん
から
無理矢理 強制された
【家 の 手伝い】
当時 の 日本
家 でも
「働かざる者 食う べからず!」
と
教育 された もの でした。
ソレが 今じゃ
子ども は お客さま!
私 が 小学生 の 頃
人気時代劇
で
【木枯らし紋次郎】
と 云う
ドラマ が 大流行!
中村敦夫氏 主演 で
民法ドラマ なんか 観て いる もの なら
「勉強 せん かぁ~!」
と
怒鳴られる の が オチ でした
が
中村敦夫氏 が 東京外国語大学卒業
と 云う ことも あり
バァちゃん は
この ドラマだけ は 見逃せて くれた
の でした。
【木枯らし紋次郎】
と
云えば
【長〜い 楊枝】
を
くわえて
決まりセリフ の
「あっし には 関わり ねぇ ことで ござんす!」
で
ピュっ!
と
楊枝 を 飛ばす!
幼い 私 は
おでん の 串
で
何度も 何度も
練習 した もの でした。
家事手伝い で 1番 イヤ だった
のは
【鰹節 削り】
バァちゃん から
催促 された もの なら
「あっし には 関わり ねぇ ことで ござんす!」
と
返し た もの ならば
竹 の 長定規 で
ビシっ!
と
叩かれた もの でした!
今なら
バァちゃん
確実 に 【逮捕】でしょう!
と 云う か
親 祖父 祖母
みんな 【逮捕】 だった と 思います。
この 【鰹節 削り】
なかなか
難しい の です。
料理 に よって
鰹節 の 【厚み】を 調整 しなければ なりません。
この 厚み の 【違い】
を
当たり前 の ように
求め られる の です!
まぁ
【かんな】 みたい な 構造 ですから
金槌 で
微妙 に 叩いて
刃 の 【出具合】
を
調整 するん ですが
こんな の
幼稚園児 くらい から
当時 は
ヤラセ られる
また
デキる の 当たり前 だった 日本 なの です。
当時 を 思い出し ながら
大阪 の 【道具屋筋】まで
出向いて
道具 を 買い求め
当 の 鰹節 は
親戚 の バァちゃん から 送って 貰い
長〜い
年寄 の 講釈 付き
でした が。
で
鰹節 も いろいろ 取り揃え て
還暦 過ぎた
私 の 家での 【仕事】
出汁創り に なった の です。
一番出汁
二番出汁
コレら
を
【麦茶容器】 に 保管。
コレが
我が家 の 基本味 に なりました。
しかし
【芸 は 身を 助ける】
と
申します。
幼い ころ
身につけた 【習慣】【味】
は
いつまで 経っても
忘れない もの なの です。
私たち は
四季 豊か
で
海に 囲まれた
日本 と 云う 国 に
産まれ 育ち ました。
日本人 として
独特 の 優れた 【味覚】を
私たち は
産まれ ながら に 持ち合わせて います。
家庭 の 味
の
大切 さ。