高松インプラントセンター その8


 私の高松インプラントセンターは
香川県高松市と云う
四国の小さな地方都市に在ります。

 海外の歯科医の先生や
インプラントメーカーの役員、
大学の学生たちから
私が田舎で、
開業している事に
驚かれるのに
慣れてしまいました。

 今は亡きウルフ.ニルソン博士、
先生はスウェーデンのルント大学の
元教授であり、
ブローネマルク博士の信奉者でした。
ノーベル.バイオケア社が嘗て
ノーベルファルマ社と名乗っていた時代の
日本支社の社長をお務めになられていました。

 何度か私の診療所へ
お越しになられましたが、
最初の訪問時に、
何と!先生は田舎で仕事を!
と、驚かれていたのが
懐かしい思い出となりました。

 私は産まれも育ちも
高松市には縁が有りません。

 が、私の母親が
香川県の三木町の出身で
高松高校の卒業であった事、
私が都会の喧騒が
苦手である事から
此の地で
診療所を構えた訳です。

 強気の私です。
【医療に逆流なし】と云う言葉があります。

 患者さんは
小規模の診療所から
大きな診療所へと、
 患者さんは
地方から
より都会の病院へと
移動し、
其の逆はない。

 ー 其れならば、逆流させてみせる!ー

と、意気込んで
設立したのが
私の高松インプラントセンターです。

 元来、文学が好きな私です。
香川県の生んだ文豪、
菊池寛に因んで名付けられた
菊池寛通りに面して
診療所を構えられた事に
ありがたいと
感謝しています。