歯根破折の症例って、
多いのです。
大概が・抜歯宣告を・受けるようです。
セラミッククラウンに違和感を覚える
この症例も、
クラウンを外すと、
ご覧の通りの・悲惨な状況。
金属の土台が入っている歯には、
鮮明に・縦割りの亀裂線が・認められます。
ねっ・歯頸部分から縦に・見えますね。
他の歯も、
根管治療の後に、
バッサリと、
機の幹を・斧で切断されたように、
ほとんどの・歯質が・残っていません。
この状況で、
ポストを歯根に建てても、
応力が・歯根に集中する・だけです。
ソコで、
臨床歯冠延長手術の・出番です。
残った貴重な・歯質を、
クラウンが・包み込むことで、
応力の・集中が・軽減され、
歯根破折のリスクから・回避できるのです。