私は 入れ歯治療が 特に 好きです。
歯型を 採って 模型を 石膏で 造り
その上に
丁寧に 樹脂を 敷いて
入れ歯の 基礎を 造ります。
その 樹脂の 基礎の 上に
ワックスを 盛り上げ
人工歯を 列べて ゆきます。
特に
前歯部分 の 配列は
患者さん の 【口元】の 【見栄え】に
モロ 影響します
から
数回
患者さん と チェックして
手直し します。
歯を 並べた あとは
ワックス部分を 彫刻刀で
歯肉形態を 創って ゆきます。
ワックス ですから
カラーは
未だ
単色です が
【活きた】【躍動感】を 再現する 手当て は
とても とても 楽しい 作業です。
歯が 列んで
一応の 入れ歯の 外形が 完成したら
次は
入れ歯 の 補強工事を 行います。
何十年と
お使い いただく 大切な 入れ歯です。
折れない ように
と
症例に よって
補強デザインは 変えて ゆきます。
そう云う 意味に おいて
私の 入れ歯は 特殊だと 思います。
女性 と 筋肉隆々の 男性では
噛みしめる 力が 全く 違います から。
この 症例は こんな 感じです。
あとは
樹脂部分を コピーして から
撤去して
カラーリング した
微細粒子 の 肌触り良く 強い 樹脂に 交換し
奥歯 の 噛む面を 金属に 置き換えて
完成です。
最近では
口腔内カメラで 撮影して
模型を AIが 造り
樹脂部分 も AIが ミリングマシーンで 削りだす
最新技法が 紹介されて います。
実際
私は メーカーまで 赴き
見学させて いただき ました。
AI と 私 の 【勝負】
申し訳ありません
が
出直して 来い!
私の 年齢を 鑑みると
私が
生きている 間は
AIくん には 負けない でしょう。
私の 手先には 【命】が 宿って います から。