日別アーカイブ: 2021年1月4日

歯根嚢胞に対する・根管治療

上の前歯の・レントゲン写真です。

歯根の先端部分に・大きな円を・描いたような

骨の・溶けた・所見が・見られます。

大きな・歯根嚢胞です。

あまりにも・大きくなり過ぎて、

裏側の骨も・溶かして、

ブヨブヨ・しています。

中途半端な・根管治療が・原因です。

セラミック・クラウンを外し、

注意深く、

金属製の土台を・外して、

息を・殺して、

丁寧に・丁寧に、

根管充填材料を・取り除いて、

いきなり、

ドバドバ・と、

膿と、

濁った血液が、

湧き出し、

どのくらい・出るんだ!

と云う・塩梅。

外科処置の際の・出血など、

問題に・ならない程の、

噴き出すような・処置の・後の祭り。

治るんでしょうか?

弟子達は、

レントゲン写真を診て、

不安・疑心暗鬼。

抜いて・インプラント?

根管治療は、

歯科保存学の基本の・き・です。

伝統的な・根管治療の・見せ所でしょう。

最近・流行りの・根管治療の手技に・嫌気で、

ムカついて・いた私の・負けん気魂に・火がついたのです。

ヒポクロに始まり、

ヒポクロに終わる。

恩師・川崎孝一教授の・口癖が、

聴こえて・きます。

伝統的な・手用切削器具である・リーマー、ファイルにての

メカニカル・クリーニングと、

次亜塩素酸ナトリウムと・過酸化水素水による交互洗浄の

ケミカル・クリーニングを・繰り返し、

根管の中が、

鮮明に、

マイクロスコープ視野から・望めます。

根管の中を・徹底的に・綺麗にすることに・専念!

で、

意図的に、

手先の・チョッと・した具合で、

加工し、

根管を形成して・ゆきます。

手当・という言葉を、

私は・大切にしています。

緊急事態宣言ですか?

遅きに期っした感ある・緊急事態宣言の気配ですが。

全てを・政府に託しても、

政治家と役人が・可哀想だと・思います。

だって、

相手が・人間じゃない・んですから。

国中が・家でジッと・するんですか?

輸送から、何から何まで・ストップしたら、

餓死するじゃ・ないですか!

結局、

誰かしらは・働かないと・イケマセン。

私は、

普通に・過ごしてきました。

感染症が・蔓延している時には、

どのように・行動すれば良いのか・などは、

考えなくても・判るじゃないですか?

診療所に・関しても、

本当に困った時の歯科医院を標榜してるんですから、

毅然とした・所作で・運営して・きました。

このような・状況下でも、

患者さんは・多かったですよ。

歯で・困っている人が・多いってこと・ですよ。

逆に言えば、

昨今の・歯科医師のレベルが・低いって・こと・なんです。

機械にばかり頼って、

芸を・磨くって・感覚が・低下してきたんです。

標準化した医療も・大義名分的には・理解できるんですが、

個々の・技術を・競い合う・

これが・プロとしての、

本当の姿じゃ・ないんでしょうか?

話が・逸れましたが、

新型コロナウィルスに対する対応についても、

政治任せに・するだけじゃ・ダメですよね。

常日頃から、

緊急事態・対応で、

過ごすことが・大人じゃ・ないでしょうかね。

新年・明けましておめでとうございます

年末年始に・6日ほど、

お休みを・いただきました。

 ほとんど・寝て、映画を観てという、

意図的に、

歯科から・離れて・過ごしていたのです。

こういうコトは、

初めての・経験です。

しかし、

良かったと・思っています。

今朝、

診療所に・入りまして、

再び、

白衣に・袖を通しまして、

グルリと、

診療所を・見渡し、

気合いを・入れたのです。

今年の課題は・沢山あります。

治療に関しては、

古典的な根管治療の正確な再現の中に、私独自の味を加えること。

リーマー、ファイルもジッぺラー社のものに揃えて・準備万端。

それと、

臼歯部・咬合崩壊による・咀嚼のコントロールを喪失した症例群の治療成績から考察すること。

執筆は、著作を2編。

などなど、

私の宿題は・多いのです。

今年58歳に・なります。

男の・仕事盛りですから、

新型コロナウィルスなど・恐がっていても、

仕方がないのです。

ただし、

警戒の手は・決して・緩めませんよ。

そんな気持ちで、

今年最初の患者さんが・もうすぐ・お越しになるのを

待っているのです。