日別アーカイブ: 2019年1月31日

私の好きな新潟

高倉健さんの映画なんか観てても、

雪国って、

本当に良い感じですよね。

大俳優の演技と雪がマッチしてて。

私も新潟と縁が深いモンで、

雪国への憧れが、

特別な感情があるんです。

が、

身体が四国仕様になったのでしょうか?

四国に暮らす人々は、

天気予報の各地の気温からの、

四国と新潟との気温差ってのを、

僅か2~3度でしかないことから、

四国でも冬は寒いモンだと。

イヤハヤ、

私たちは本当に恵まれた地域に暮らしています。

引退した後は、

晩年には絶対に新潟市内の、

それも、

窓から萬代橋の見えるマンションで、

毎朝、

決まった道順で散歩して、

決まった喫茶店でモーニングを摂り、

その後、

図書館で読書して、

本町市場で食材を買い求め、

自宅にて、

日本海の味を楽しもうと。

そんな秘かな楽しみがあったのです。

が、

その本町市場も、

人情横丁も、

無くなるとの話し。

私の好きな古町の三越も、

今年いっぱいで撤退だとか。

新潟弁で、

どういんだ!

私の好きな新潟が消えつつあります。

と共に、

寒いのはイヤだ!

引退後に、

南国に移住する方々を

良く存じ上げてきました。

埋もれるほどの雪、雪、雪の中、

敬礼する高倉健さんのようには

絶対に無理だと、

石油ストーブの前にくっつく私は、

暖かい地域に暮らすことに

そんなことを考え始めたのです。

それにしても、

新潟の良さが消えてゆくことに、

儚さを隠せなく、

本町市場と人情横丁の、

百貨店のない古町、

気づいほしい、

もったいない新潟だなぁと。

身近な人って気づかないのでしょうか?

金沢にはない味わいを

もったいないと。

患者さんとの関わり方

先ほど、

78歳の女性患者さんに

インプラント治療の

第2次外科処置を行いました。

本来は、

昨年の11月に行う予定でした。

その際に、

緊張しきった患者さんに、

今日はやめて、

一緒にお茶しましょうと。

高齢者に対する治療の大原則は、

ストレスをかけないことですから。

で、

前回お越しになられた際に、

次回は先に進めましょうとだけ。

手術のしの字も言いませんでした。

言えば、

恐らく2~3週間ほど前から、

お腹の具合が悪くなる事が判ってましたので。

診療チェアに横たわる前に、

あれっ?

今日は補聴器をお忘れですか?

などと言った雑談から入り、

診療チェアを静かに倒し、

顎の関節の触診を

いつものように行い、

秘かに準備した麻酔注射を。

チェアを起こして

うがいを。

ご本人は、

エッ?

まだ良く判っていない様子。

再び、

麻酔を足す際に、

薄目を開ける患者さん。

麻酔が終わるや否や、

先生、何をされるん?

○○さん、

襲いかかる事はありませんよ。

で、

二人して爆笑したのです。

処置はササッと終わり、

縫合を終えたあと、

んもう!

先生にヤラレタわ!

でも、

知らなくて良かった!

知ってたら、

眠れなかったわ!

このような

医師と患者さんとの関わり方って、

通常では成り立たないと思います。

でも、

これが上手く機能するのが、

私ら医師の常日頃の所作だと思います。

また、

これが成り立つから、

私の診療所は、

他の歯科医院との競合に

関係なく、

患者さんが途絶える事がないのだと思います。

部分入れ歯

ますますお元気な超高齢者が増えています。

見習う処大きいと。

そんな関係から、

部分入れ歯を造る機会も増えました。

その際に、

入れ歯の留め金を引っ掛ける歯の細工をします。

私は人工歯を加工することが多いです。

その人工歯を造る際に、

予め部分入れ歯の設計を組み込み、

人工歯の 直接上で、

入れ歯の細工を施します。

入れ歯の粘膜部分は、

これから直接、

圧を掛けて歯型採りします。

ややこしいでしょう。

でも、

結果は良好ですよ!