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新型コロナウィルスが 医療機関の あり方を 教えて くださった

新型コロナウィルスの 全体把握を 行わない方針に

変更する そうな。

この数年にわたる 役所の激務を 鑑みると

致し方ないと 思わざるを得ない 処も あります。

が、

本当に 良いのでしょうか?

国民と この未知なる 不可解なる感染症の 関わりを

国家が 正確に 把握することが

今後の 大きな データーベースとなる 良い機会でも ありますのに。

私の診療所も

このウィルスから 多くの事柄を 学んでいます。

今までの 慣習 常識は 通じないって ことを です。

一般の方は お気づきに なっておられないでしょうが、

解熱鎮痛剤の 仕入れが 通常よりも 遅延する。

消毒関連 以外の 医療用品の欠品は 日常化。

長年の 関連企業の方々との お付き合いのなかで

ご厚意に すがって

今の処は 欠品を 経験したことは ありません。

これが いつまでも 続くとも 思えないのです。

医療機関は とことん 突き詰めれば

営利優先で 運営しては ならない 定めに あります。

私の診療所は 自費治療専門ですから、

確かに

保険医療機関に 比べますと

患者さんの 治療に関わる ご費用負担は 大きくなりますが、

そもそもの 事業形態が 保険医療機関とは 全く 異なりますので、

保険医療機関の 歯科医院が行う 自費治療とは

医療形態が 違うのです。

現在、

多くの保険医療機関が 大きな経営難に 陥っているようです。

望まなくても 病は 突然に 人を 襲います。

医療が 崩壊すれば?

助かる命も 助からなく なるのですよ。

勝って 兜の緒を 締めよ という 格言が ありますが、

新型コロナウィルスに 関しては、

訳が 皆目 解らないなら もっと 兜の緒を 締めよ!

精神で 継続した厳戒体制を。

私は このウィルスから 学んだのです。

 

インプラントの 手術の 最中

私の診療所の インプラント症例は

この地区に於いては 群を抜いていると 自負しています。

毎日が インプラントの症例ですから。

インプラント治療には 手術が つきもの ですが、

術前には

さまざまな 検査を行いますが、

それを 鵜呑みにするほど 若くは ありません。

画像データーは 絶対に必須の 検査結果です。

しかし それは 一段面にしか 過ぎません。

切開して

粘膜を 剥離して、

自分の眼で 直接に 骨を 観察し、

自分の手で 直接に 骨を 触診し、

手術直前に 何枚かの カードを 準備しておいて、

どの カード

手術の場合には 手術方法になりますが、

その局面において 瞬時に 手術方法を 選択する判断力を 要します。

インプラントを 埋入する 骨幅が 足りません。

骨の 頂を 切り裂く のです。

で、

インプラントを 埋入する部分の 骨幅を 押し拡げます。

骨が たわみながら 拡がっていって

インプラントを 受け入れて くれました。

無事に 手術が 終わりましたよ。

よく 若い 歯科医師から 問われます。

術中の 判断 先生は 何を 考えてるんですか?

私ですか?

な~んも 考えて ません。

手が 勝手に 動くんです。

金属の修復だけを 採用する訳では ありませんよ!

メタルフリーが 1番 と言って、

金属修復を 敵にまわしたような 言い方をする 歯科医師に対して

阿呆と言っているだけで、

別に、

何でも かんでも 金属修復する 訳では ありませんよ!

現在 治療中の 患者さんの 下顎の 現状です。

左下第2小臼歯部分には

インプラントの ヒーリングアバットメントが

見えるかと 思います。

インプラント修復のための

歯肉の形態を 整うのを 待っている 最中です。

右下大臼歯 3本は オールセラミック クラウン修復です。

インプラントの手前の 歯は

ダイレクトボンディング修復。

どちらも 自然でしょう?

私が 言いたいのは、

インプラントの 後ろ隣の

セラミックスクラウンを 装着した 歯科医師の

美的センスの欠如 と 修復治療の原則の無知さ!

こういう 阿呆に セラミッククラウンを ハンドリングできると

思いません。

そういう事を 私は 言ってるんです。

 

 

メタルフリーの歯科治療の 落とし穴

相変わらず 【強気】な 私ですよ。

歯科界は 脱金属の 方向へと。

良いんで しょうか?

白い歯を 全面に 押し出すのは 構いませんが、

白い歯と 気品のある 美しい歯は 違います。

まして、

精密な 歯科修復 在っての 医療行為です。

私の著作に ダイレクトボンディング修復も ありますから

天然歯に 見間違える ほどの

歯科修復が 可能な症例に対しては

いわゆる 【白い歯】ですか?

当然 しています。

が、

金属を 使用しなければ ならない 症例に対しては

あくまでも 【金属】を 絶対的に 信じて 用います。

ゴールドによる メタルインレー修復です。

プレパレーション デザインは

当然

G.V.BLACK 先生の 伝統的な 原則を 厳守しています。

窩縁斜面も キチンと 付与してますよ。

私は 大学院時代、

セラミック修復の 研究に 携わっていましたので、

セラミック修復の 利点は 十分に 理解しています。

が、

併せて 欠点も 十分 認識しているからこそ、

ここは という症例に 対しては

伝統的な ゴールド修復にて 勝負するんです。

 

医療従事者の 苦悩

新型コロナウィルスへの 警戒から

88歳の 母親を

知人の経営する 病院に あずかって 貰いました。

数年前に 転倒し 大腿骨にチタン製のプレートにて固定手術を 受けた母親の

リハビリテーションも兼ねて。

私は 毎日を 患者さんと 接しています。

全ての 患者さんに

治療の直前に 抗原検査を 受けて頂き、

三枝デンタルオフィス内に、

絶対に 新型コロナウィルスの侵入を 阻止する

あらゆる手段を とって います。

それでも、

仕事柄、

私だけが 絶対に 大丈夫とは 言えません。

通勤途中で 感染する 可能性も あります。

私の医療観と 同じ 医師の管理する病院であれば

母親を 新型コロナウィルスから 隔離できると 判断し

行動に 移したのです。

スマートフォン大嫌いの 私ですが、

この頃は この時代のテクノロジーに 感謝しています。

フェイスタイムにて、

テレビ電話で 母親と 会話できるからです。

画面の 向こう側の 母親の 発する 台詞は

いつも 同じです。

仕事は大丈夫?

身体に 気をつけて!

無理し 過ぎないで!

この辺りまで くると もう イケマセン。

目頭が 熱く なります。

ただ、

シメは

アイスクリーム持って きてね!

相変わらずの 食いしん坊。

新型コロナウィルスは 制圧できていない現状、

人として、

我慢すべき 時が 今なのに、

街には 不要不急でない 人たちの

楽しそうな 娯楽行動が 視界に 入ります。

私の診療所は 本当に ちっぽけな 小さな 歯科医院です。

それでも、

必死で 患者さんたちを

この 厄介なウィルスから 護ろうと

あらゆる手段で 丁々発止してるんです。

一般の みなさん。

今は 辛抱しましょうよ!

2022年の 私の 研究 執筆 業績

新型コロナウィルスの 影響にて、

診療所を 感染から 完全防御するために

悪戦苦闘の 日々を

未だに 送って います。

私ら 医療職にとっては

悪夢の 3年と 言えます。

ありがたいのか?

歯科医療の 質の低下に 頭を抱える状況にて 悲しむべきか?

私の 診療所の 門を叩く 患者さんが 減ることは ありません。

三枝デンタルオフィスは

【本当に歯で困った時の歯科医院】として

健闘しています。

ただ、

時間に 追われて 。

今年も 既に 後半戦に 入りました。

今年の 私の 執筆 研究業績は

恥ずかしながら

国内誌 1編

海外誌 2編

コレが 現状です。

折角 大学で創ったチームも

新型コロナウィルスへの 対策に 追われて

それこそ

千手観音さま のような 多忙な日々を。

私の 得意とする チームプレーが

コロナウィルスとの 闘いにて

それどころ では ない。

それが 現状です。

ウィルスの 勢いは 未だに 治まる 気配も ありません。

経済界 政界 行政 国民

揃って 手の うちよう も なく

経済優先という 名のもとに

マスクの着用だけが 大きな 担保 で ある 証と

街には 大勢の 人通りが 戻って きています。

お盆休みに 旅行。

コンサートも 通常化。

街の 飲食店も 通常営業。

映画館も 娯楽施設も

みんなで 渡れば 恐くない?

本当に イイん でしょうか?

今日は 祝日です。

が、

私は 11時から 3時半まで

お一人の ある 患者さんの 診療を 行っていました。

最近は、

手間隙 かかる 難しい 症例が 多いのです。

お盆休みですか?

ありません。

新型コロナウィルスは

三枝デンタルオフィスへは 絶対に 入り込めない

そういう 体制強化のために

結果として

1日に 診察できる 患者さんを 制限し

診察と 診察の 間の 清掃 消毒作業に

大きな時間を 消費するために

休みを 返上せざるを得ない のです。

医療職に就く 患者さんが 多いので

みんなで

会話する 内容は 全く 同じ。

用が無いなら

家で

ジッと しれ くれぃ!

コレが

医療従事者の 本音なんです。

 

私の 最近の 根管治療の傾向

マイクロスコープで

歯根の 深くまで、

視るようと 視ようと するんでしょうね!

そんで もって、

治療の効率化って ヤツですか?

ニッケルチタンファイルが 大流行じゃないですか!

最近の 若い歯科医師の 根管治療って、

根管を 【拡大形成】じゃなくて、

ただ ただ 【拡大】だけの 傾向に あるように 思えます。

私の根管治療は 伝統的な 手法ですから、

アピカルシートの付与 や ガッタパーチャポイントの密着度が 勝負ですから

あくまでも 【拡大 形成】なんです。

当然、

マイクロスコープは 必需品ですが、

別段、

根管口を 探す ために 使う訳では ありません。

根管の中の

壁の状態、

根尖孔の大きさ、

などなど

根管の 解剖のパターンを 思い浮かべながら

根管の 形成を 成し遂げる ために 使っています。

ですから、

若い歯科医師たちから すれば、

細い 拡大 だと 思いますよ。

太い 根管拡大は

【歯根破折】の 1番の 原因ですから。

この 歯は 40番までで 根管充填しました。

45番だと

絶対に 拡大し過ぎ ですよ。

その ワンサイズの差の 見分け方ですか?

日本歯科大学 名誉教授の 川崎孝一先生の おっしゃる処の

【指頭感覚】で 決める モン だと 思っています。

根管治療あとの クタクタの 私。

でも、

心は 充実感で いっパイなの です。

 

地獄の 9時間治療 あ~ 疲れた!

兵庫県川西市の 畑矯正歯科医院で 2年間の 歯列矯正。

その矯正治療の 前処置として

根管治療、歯周外科手術などの 初期治療に 約1年半。

矯正治療後の 保定期間を 1年半ほど。

これだけの 下準備を 行って、

修復治療の 設計を 数ヶ月。

顎運動などの 検査を 行って、

資料を 精密に 採取し、

診断用ワックスアップを 行い

今日、

プロフェッショナルレストレーションを

一気呵成に 装着する 大変重要な 治療が 今日でした。

この症例です。

朝の 9時半に 来院して頂き

先ずは

患者さんと 歯科技工士の とうま君と 打ち合わせ。

とうま君は 父親の作品が

実際に どのような過程を 経て

患者さんの お口の中に入るのかを 観る 人生最初の日。

しかも、

自分が 今日は 技工物の 調整を 行わなければ なりません。

緊張感が 伝わって きます。

で、

私も 必死で 修復治療の プレパレーションを。

20本の 歯を 一気呵成に 削るんですよ!

その 手当てと 同時進行で

仮歯 プロフェッショナルレストレーションを 装着するんです。

ただ、

驚きました!

いつもは 全ての 手順を

私 ひとり で するんです。

私が 石三技工士の 創った プロフェッショナルレストレーションを

同じ素材の マテリアルを 流しこんで

技工し 調整して 合わせるんですが、

今日は、

私から 手渡された 調整前の 技工物を

とうま君が 技工室に 持ち込んで

次から 次へと 調整して くれました。

以前、

ベテランの 技工士さんが

この作業を 経験したいと お越しになられたことが ありました。

その時も 20本位だったと 思います。

私が 18本 調整しちゃい ました。

この プロフェッショナルレストレーションの 調整って、

ベテラン技工士さんでも 大変な 作業なんです。

それを 22歳の 青年が 16本も こなしたんです。

石三技工士の 息子たる とうま君。

どのような 思いで、

父親の 凄まじい トッププロ の 仕事を

補佐して いたのでしょうか?

心 温まる 想いが したのです。

実際の 治療は 朝の10時から スタートし、

終わったのが 午後の7時でした から、

9時間の 治療だった 訳です。

今頃、

アシスタントと とうま君。

熱い 珈琲で クタクタだと 思いますよ。

これが 三枝デンタルオフィスの 総合歯科診療の 胆 なんです。

 

 

 

 

第7波 の なかで 

確実に

新型コロナウィルスに

世間は 諦めモードに 入ったようですね。

行動制限すれば 経済が 回らなくなり

国民の日々の 生計を 優先すれば、

勘違いして、

無用な外出や

余暇を楽しむ 行動に 歯止めが きかず、

ただただ、

政治家を 無能と 批判するのが 関の山。

戦後、

白洲次郎氏が 【プリンシプルのない日本】という 著作を

遺されて おりますが、

今は、

プリンシプル どころか、

モラル さへ も ないのでは?

皆さんも 既に ご承知のように

私は 越後人の 辛抱強さに 敬意を表して きました。

長岡出身の 帝国海軍 連合艦隊司令長官であった

山本五十六元帥を 心から 尊敬する 私も

元帥が 【常在戦場】と したためた書を

診療台の 横に 据えて、

三枝デンタルオフィスは 確実な場であることを 担保することに

この3年 費やして きたのです。

来年の 夏までの 順次 対策計画は

今も 実行中で あります。

患者ファースト

それが 私の 基準だから です。

でも、

次から次へと 浮かぶ アイデアの 創造を

結構 楽しんで いるんです。

行えば 必ず 結果が 生じます。

その 結果を 再評価する

考える臨床医で 私は 生涯を 終えたいと 思っています。

多くの 方々の ご厚意も

日々 感謝しつつ

私の 力の 原動力に なって いるのです。

最近の 猛暑は 凄まじい!

普段の 通勤の足の マセラティ グランカブリオ。

カッコイイ けど 正直 暑い!

そこを 我慢して

やせ我慢するのが 男なんや!

と、

口では ホラを 吹く ものの

マセラティ高松の 吉田所長は 気を利かせて

先生 当分 コレ 使ってみて ください!

おう 最新の ギブリでは ありませんか!

コレ されると、

もう マセラティ高松から 浮気は できませんよ。

吉田所長は 意図して こういう事 してないんですよ。

だから 彼は 日本で1番 マセラティを売る セールスなのです。

仕事のできる 男って、

計算ずく では ないのです。

この 新型コロナウィルスから

多くの事柄を 学ばせて いただいて いるのです。

長岡の 夜の空

今週の 日曜日は

平日は 新型コロナウィルス対策のため 奮闘中の

ある 医療関係者の

フルマウス リコンストラクション治療で

まる1日 治療に あたります。

される方も する方も

大変な 1日に なりますので、

今日は お休みを頂き 体力温存に 充てたのです。

で、

ニュースで 新潟県長岡市で

3年ぶりの 花火大会が 催されたのとのこと。

大会関係者の 方々は

さぞかし 大変な 思いを されたことでしょう。

越後 新潟は 私にとって

第2の 故郷です。

長岡市の 花火。

日本一 だと 言っても 過言ではありません。

江戸時代から 明治に 変わる あの時代。

長岡藩は 新政府に 従順せず

幕府への 永年にわたる 忠義を 選んだのです。

新政府との 戦いで

長岡は 焼け野はらに なりました。

会津藩の 白虎隊は 有名ですが、

長岡は 武士も 農民も 商人も

大きな 命という 犠牲を払ったのです。

その 御霊を

お盆がくる 夏の夜空に

大きな 華やかな 花火で 供養する。

それが 越後長岡の 花火大会なのです。

御霊は 何を思い

下界を 見下ろしたのでしょうか?