手術が終わって、
チョッと・一休み。
最近は、
仕事が終わった瞬間、
スポーツで汗を流したような爽快感と・疲労感に
心身ともに・疲れ果てるのです。
あぁ、休暇が欲しい!
それでも、
次から次へと・新しい患者さんが、
お越しになられますから、
気儘など言っては・バチが当たると。
それでも、
秋の立山連峰を観たくて、
と言っても、
私の場合は、
新潟行きを飛行機と新幹線から、
車に変えて、
北陸道を走るくらいの・時間的余裕しかありませんが。
手術が終わって、
チョッと・一休み。
最近は、
仕事が終わった瞬間、
スポーツで汗を流したような爽快感と・疲労感に
心身ともに・疲れ果てるのです。
あぁ、休暇が欲しい!
それでも、
次から次へと・新しい患者さんが、
お越しになられますから、
気儘など言っては・バチが当たると。
それでも、
秋の立山連峰を観たくて、
と言っても、
私の場合は、
新潟行きを飛行機と新幹線から、
車に変えて、
北陸道を走るくらいの・時間的余裕しかありませんが。
今週いっぱいは・高松市で頑張って、
この日曜日からは・新潟に入ります。
私は治療が・好きです。
講義では、一方通行だからです。
後進と一緒に、
患者さんを担当して、
私の間際で、
私の判断・手先の動きを、
実際に観て貰うことが、
三枝メソッドが1番・効率よく・
伝わるからです。
新潟は・とてつもなく・遠いです。
いつまで通えるのか・判りません。
往復が・身に堪えるからです。
ですから、
後進たちへの指導は、
精一杯・全てを観て貰おうと・思っています。
新進歯学研究会での後進たちが、
私の間近で、
グングンと成長しているのを・実感します。
歯科医学は社会貢献が本線です。
技術・知識・人格ともに、
診る物指しを持って欲しいと・願っています。
【自分ひとりでやるより、
他人の助けを借りる方が
よりよい仕事ができると
悟ったとき、
人は偉大な成長を遂げる】
アンドリュー・カーネギーの言葉です。 Continue reading
歯科治療において、
インプラント手術でも、
埋伏歯の抜歯でも、
通常の歯科治療で行う浸潤麻酔です。
静脈内沈静法を使うのは・年に数回も・ありません。
でも、
傷みは・ありません。
患者さんから、
先生・痛くなかった!
注射してるの・判らなかった・です。
何も特殊な注射器を使っている訳では・ありません。
患者さんには、
私は【器用】ですから。
微笑みながら・そう・お答えしています。
バリバリ・ヤッテますよ!
大学と診療所のピストン往復ですが、
体力・気力・充実しています。
日々の診療も、
相変わらず【工夫】を考案しながら。
根管治療の風景です。
絶対的安定感・持った・根管治療。
アップ・トレンドの根管治療について、
日本歯科大学名誉教授の川崎孝一先生が、
疑問視する考え方であることに、
大いに頷いたのです。
アウト・オブ・トレンドの根管治療。
ドクター・イングルの提唱したオーソドックスな根管治療に、
マイクロスコープなどのアレンジを加えて、
ソレが現状の・私の根管治療です。
いずれにせよ、
根管治療で第1の必須手順は、
ラバーダム防湿に代表される【無菌的処置】です。
エネルギー源って、
何処から補充・してるんですですか?
よく・聞かれるンです。
実は、昨日カメラを購入しました。
無論、歯科用の診療記録を撮影するための・仕事用です。
治療を写真に残し、
後から、
再度・冷静な眼で・自分の為した治療を
客観的に評価することは、
歯科医師の修練の必要事項です。
で、
この写真ナンですが、
日本歯科大学・新潟病院・総合診療科、
ここは、私の所属する処ですが、
ここの菅原准教授の写真の、
綺麗なこと・この上なし。
で、
お~い、菅原ぁ~・写真、教えてくれぃ!
彼は、いつも丁寧にレクチャーしてくれるンですが、
私は苦手なことを痛感したのです。
デジカメ・カメラって、パソコンみたいでしょっ?
パソコン音痴の私には、無理ナンです。
ここで普通の人なら・落ち込むんでしょう?
私は、
即、
カメラを交換しよう!
メーカーの方に来て頂いて、
スタッフにレクチャーして貰おう。
で、
コレからは、写真はスタッフにと。
切り替えが・速いンです。
ソレと、
自分の立ち位置を客観的に判断でキルンが、
私の良い処だと・思っています。
改善点は・即対応と云うライフスタイルで
過ごしてきましたから、
やること満載ナンです。
だからこそ、
何事も、
よく観察する癖が・付いたんだと思います。
【多くのことを成し遂げるための
手っ取り早い方法は、
一つずつ片付けていくことだ】
サミュエル・スマイルズの言葉です。
19世紀の英国の作家ですが、
良い言葉ですね。
歯科治療における・修復治療は、
手作業から、
光学カメラとCAD/CAM化、
簡単に言えば、
削った歯を光学カメラで写真を撮影し、
その画像をコンピューター処理した上で、
ロボットが技工物を製作する方向へと、
確実に・向かっています。
歯型採りって・辛いでしょう?
ウェって、
吐きそうになるわ、
顎は怠いわ、
患者さんにとっては・不快ですよね。
歯科医師にとっても、
歯型採りは、
技術的に難しいですし。
でもねっ、
本当にソレで・良いのでしょうか?
住宅建築に例えるならば、
プレハブ化に移行している訳です。
まぁ・雨風はしのげるンでしょうけど。
確実に【技術者】は激減するでしょう。
治療の精度は、
50年も先は・判りませんが、
現状レベルのモノは、
私の診療所では・絶対に使えません。
そんなレベルの製品など・皆無です。
私に、自分の手先を信用しています。
機械なんかに・負ける訳にはイキマセンよ!
平成30年10月11日・初診の患者さんです。
治療に着用したのは、
同年12月26日です。
【考える臨床】と言う言葉通りの・症例でした。
数名の歯科医師の手による・歯科治療のなれの果て。
インプラントと高級補綴の・オンパレードですが、
患者さんは、
全く【噛むことが・できない】状況でした。
下顎の大臼歯部分のインプラント修復は、
インドにて加療を受けたモノです。
また、日本の主要都市の歯科医院を彷徨う
ジプシーのような数年だったようです。
初診時の前方観です。
初診時の側方観です。
初診時の咬合面観です。
この患者さんの治療は・本当に楽しかった!
知恵を振り絞りましたもの。
お見せ・しましょう。
咬合面観です。
大臼歯部分は・当然・ゴールドクラウン修復です。
インプラント修復特有の初期の【石を咬むような感じ】は、
全く・ありません。
対合歯は・あえて積極的な治療は・していません。
ただ、
前歯を1本だけ・抜歯させて頂きました。
ねっ!
乱ぐいだった前歯が・綺麗に揃いましたね。
放置しただけです。
ただし、
上顎を全面的に変化させたことで、
噛み合わせが激変したので、
コレは・計算済みの【仕掛け】だったンです。
お顔だち・観て下さい。
お品良く・仕上がりました。
側方観と前方観は、
噛み合わせを変化させた工夫と合わせて、
次に解説を兼ねて・お見せしましょう。
今朝いっぱいの時間を費やして、
完成したクラウン修復をセットします。
全てが、
インプラント支台です。
この患者さん、
すごく・頑張って下さいました。
治療のドキュメントは、
初診の際から、
ブログにてご報告させて頂いています。
さてさて、
口腔内の状況・楽しみにしてて下さい。
【成功の最大の秘訣は、
多人や状況に振り回されない・人間になることだ】
シュバイツァーの言葉です。
九州北部地域の大雨警報に、
ドキドキ・胸が潰れる想いです。
患者さん、知人、友人、取引先など、
この地域とは密着した関係であるからです。
どうぞ・大きな災害などに見舞われませんようにと、
朝の祈りで、
天を仰ぐような想いにて。
当地も、
毎日、降雨です。
一夜、一夜ごとに、
夏が後退し始めたことを実感します。
秋の訪れの気配も、
もう少しで、
肌感覚で判るンですかね。
あっという間に、また1年が過ぎ去るのですね。
昨日は、
大学からの電話が多かったですね。
でも、
シビアな診断や治療方法についての、
相談では・ありませんでした。
ワイワイ・ガヤガヤ・
ウキウキ気分って雰囲気だったのが、
とても嬉しく思いました。
後進たちは、
確実に成長してるんです。
臨床家に必要な【虎の眼】も、
身に付いてきているんでしょう。
歯科治療って・楽しんだぞ!
そんな気持ちが、
後進たちに伝染したことに、
本当に良かったと。
またまた、
私の患者さんを増やして下さるそうな。
ヤレヤレ。
水橋准教授の台詞も・オモシロイ。
先生~・そろっと・もうお一方・むにゃむにゃ。
先生の・お得意の女性では・在るんですが・むにゃむにゃ。
でも~・76歳ナンですけどぉ~・むにゃむにゃ。
え~い、水橋ぃ~・語尾を明瞭にっ!
良いですよ。
総入れ歯ですよね。
また別のテクニックをお見せしますよ!
【できるか?と、尋ねられたら、
いつでも、
もちろん、できます!と、答えなさい。
それから急いで、やり方を探るのだ】
第26代アメリカ合衆国大統領 セオドア・ルーズベルトの言葉です。
歯科治療って・恐いですよね。
怖さ・極まって、
パニック障害を起こす方も、
ごくごく稀に居られます。
麻酔注射のたびに・救急車!
そういう・繰り返しでした・
と、
50代半ばの女性の俯きながらの、
初対面の第1声が、
ソレ・でした。
普通は、
ビビり・ますよね。
診療所から・
患者さんが救急車で運ばれる・なんて。
変な噂が・たたないかと。
だいたいは、
こう云う方は、
公立病院の口腔外科か、
歯科大学の付属病院へと・ご紹介ってのが、
ルーチン・パターンでしょうね。
でも、
ソコでも・同じナンですよ。
結局は、
静脈内沈静法下で、
応急処置に留めて、
根本的な治療は・しないンです。
ですから・あえて、
私は・その方の治療をお引き受けしたのです。
もう25年も前の話しです。
その方ですか?
歯周外科も、
根管治療も、
インプラント修復も、
私の持ち合わせる全てのテクニックを駆使した
治療を終了して、
メンテナンスに移行して、
20年くらいに・なりますか。
麻酔注射で気絶・ってこと、
1回たりとも・無かったですよ。
毎月1回は、
ご自身の意思で、
メンテナンス・アポイントメントをお採りになられて・います。
当時・高校生だった御子息も、
既に男の40の厄を過ぎる年齢になられました。
この御子息も・私の長い期間の・患者さんです。
なにか・特別な手当てで、
パニック障害を抑えたんでしょうか?
否、
ナンも・してません。
こう云う患者さんって、
シッカリと医者を視てるんです。
口先だけのヤツか、
それとも、
ニコニコ顔の奥に、
眼光が・キラリと光って、
見落とさないぞ!
俺っち・が、ヤラネバ誰ができるんだ!
そんな医者の使命感。
一歩も退かないぞ!
そんな決意。
いざという時は、
俺っち・が、責任をとるぞ!
と云う医者の覚悟。
ソレと、
人間が大好きだという・人間愛。
医者の所作の全てが、
ナによりも勝る【鎮静剤】だと、
私は確信していますから、
医者は【絶対的安定感】を持ち合わせることが、
絶対的に大事ナンです。
最近、
久しぶりに、
コレマタ強度のパニック障害の方の治療を
お引き受けしました。
40過ぎのお綺麗な女性です。
私も、ダテに何十年も、
自費治療専門で、ヤッテません。
当時のアプローチよりは、
もっと・もっと、
巧妙に、
パニックに至らせない細工を仕掛けるんです。
私は【仕事人】ですから。
歯科治療は【恐くない】
歯科治療は【安全で・人に役立つ治療】
って、
こう云うポイントを、
治療の・なんかのタイミングで、
実体験して頂く【仕掛け】をするんです。
そういう積み重ねが、
患者さんの安心感と自信に繋がるンです。
途中・何度か・危ない兆候は・ありました。
そんな時こそ、
絶対にキチンとした王道の歯科治療を行うべきです。
ビヒッては・なりません。
昨日は、
下顎の水平半埋伏智歯の抜歯と、
上顎小臼歯の抜歯・即時埋入インプラントの外科治療でした。
静脈内沈静法なんか・使いませんでした。
通常の麻酔です。
手術時間は45分でした。
ただ、
手術前の麻酔注射の前に、
ちょっと・お願いしたのです。
なんて・お願いしたか・って?
私自身が【落ち着いて】手術を執刀したいんです。
ソレには、
手術中のBGMを、
今日は、
カトリック教会のミサのライブに変えても良いでしょうか?
ただ・それだけ・です。
手術は、
賛美歌と祈りの言葉に包まれて、
執り行われました。
静かに・静かに。
手術の1番の難所の際には、
ミサのクライマックスの場面に、
あえて・合わせるように、
手術のスピードを調節していたのです。
患者さんの【耳】は・生きています。
聴いてくれてるんです。
自分の身を委せる医者が、
信仰する神さまって?
聴いてくれているから、
判断できるんです。
絶対に大丈夫だと。
父と子と聖霊を・具体的に彼女は・知りません。
でも、
神聖な力で、
ご自身が包まれている環境に居ることは、
絶対的に判るンです。
大きく手術を・無事に・何事もなく、
普通にできたんだ!
コレが・患者さんの自信に繋がるンです。
【自分にできる限度を・ほんの少し越えたことを、
毎日一つ実行せよ】
ローウェル・トマスの言葉です。