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歯根破折あとの・上顎前歯のインプラント

不備な・根管治療や、

クラウン修復治療のトラブルのあと、

インプラント治療を・行う機会が・多いノです。

右上前歯の・欠損した所見です。

抜歯は、私が1ヶ月前に・行いました。

で、

粘膜を・開いて、

骨の幅が狭く・吸収しています。

この状態では、

インプラントを埋める・幅が・足りません。

で、

骨のテッペンを、

【のみ】で・大工さんのように、

割くんです。

ねっ!

随分と・骨幅が・拡がりました。

その・隙間に、

インプラントをプレースメント。

インプラントの周囲には、

十分な・骨幅が・できましたね。

上から、

カバーします。

感染防止のためです。

あとは・縫って・おしまい。

骨造成って、

難しく・考えること・無いのです。

シンプルに・シンプルにと。

 

時には・楽しみも

何かと・不安な日々が・続きますが、

昨夜、

旧友より・電話の便りが・ありました。

本当に・こんな気持ちに・なったのは、

何年ぶり・でしょう?

泣き笑いの・小一時間・でした。

男の長話し・って、

みっともない・とは・思うンですが。

普段は、

この歳とも・なると、

他人には・言えないンです。

私は・友人と酒場へ出向く事も・ありません。

なぜなら、

この地方に、

男の友人は・全く居りませんから。

最近では、

患者さんも、

年少の女性が・増えましたから、

以前のように、

一緒に・お食事でもって・いう訳には・いきません。

精神的に・孤独な・日々ナンです。

だから、

昨夜は、

嬉しかったですね。

 

インプラントの埋入手術

今、

インプラントの埋入手術が・終わりました。

後期高齢者の部類に入る(私は・この後期高齢者という単語が嫌いですが)

女性の患者さんです。

下顎の奥歯の欠損部位に、

インプラントを複数・埋入しました。

無事に・終えて、

患者さんと・楽しく談笑していた処です。

この程度の小手術においては、

私は・一人で、

ささっ・と、

執刀して・しまいます。

手術助手、

外回りの助手、

3名態勢ってのが・普通だと思います。

手術に入る前に、

私は【虎の眼】で・資料に眼を通します。

解剖学の書物でも、

お復習いを・欠かした事は・ありません。

その上で、

何回も・何回も・イメージトレーニングを行い、

頭の中で、

手術を行ってから、

器材の準備態勢を・整えるのです。

使用する器材は、全て清潔域にセッティングし、

患者さんを・迎えます。

手術の間は、

私は【無の境地】で、

心に1点の・曇りも・ありません。

清々しい・気持ちで、

患部を・縫合し終わるのです。

こんな事・言うの・ごめんなさい。

我ながら・上手い!

弟子たちから、

オペを・お一人で!

誰が・出血をバキュームするんです?

だって、

前もって、

手当てしてるから、

そんなに・血・でないもん。

ドリルの際の・冷却水は・どうするんです?

左手で・すれば・いいやん。

粘膜の排除は・どうするんです?

君の左手には・指が何本・あるんヤ?

5本もあれば、

器具の2本くらい・使えるやろ。

みんな・ビックリされるンですが。

歯医者って・指先の器用なのが・取り柄なんでは?

根管治療だって、

私は・ほとんど一人で・します。

だって、

あんな・細か作業、

アシスタントには・見えませんもの。

私は歯科治療が・好きで・続けてきました。

だから、

精神集中が必要な時こそ、

一人になりますよね。

ソレと・同じですよ。

歯科修復治療の基本の【き】

歯科治療を行うに際して、

患者さんから・求められる部分だけに、

眼をとられていたら、

あとから・大きなトラブルを招く事が・あります。

噛みにくい・

なんか・噛めない・

顎が痛い・

セラミックが直ぐに割れる・欠ける・

歯が痛い・

などなど、

そのトラブルは、

その患者さんに潜んだ・問題点によって、

さまざま・です。

ですから、

治療に着手する前に、

徹底的な【診査】が・必要ナンです。

パナデント咬合器による、

噛み合わせの診査です。

初診の患者さんの口腔内には、

ほとんどの場合、

歯科医師の手が・介入しています。

その治療過程を・私は見ていません。

ですから、

私自身の眼で、

客観的な評価を行う必要が・あります。

また、

私自身の治療においても、

修復治療の・さまざまな過程で、

この【再評価】作業を・行います。

微妙な・狂い・ズレ・誤差に、

私が気づいていないかも・しれないから・です。

治療に際して、

注意深く・

自分を・他人の眼で確認するような・冷静さ。

ここに歯科治療の【基本】が・あります。

名医を偲び・そして後進を応援する

私の青春期。

いっぱい・遊びました。

でも、

いっぱい・勉強も・しました。

当時の開業歯科医師には、

大勢の【筋金入り】が・群雄割拠していました。

職人であり・医者である・ホンモノの【歯医者】に、

憧れを持って、

巨星たちの著作に・夢中になったモノでした。

その中の・お一人が、

広島県尾道市で御開業の中尾先生でした。

私が30歳くらいだったと・思います。

何人かの患者さんを、

中尾先生に・お願いしたのです。

私が他の歯科医師に、

患者さんをお願いする基準は・幾つか在りますが、

決定的な決め手は、

器用な手先、

優れた美的感覚、

人間愛、

歯科医学への情熱、

この4点に・限ります。

単に・知り合いだから、

友人だから・という理由で、

患者さんを・お願いした事はありません。

中尾先生にお願いするたびに、

丁寧な・解説を頂いた事を・鮮明に覚えています。

私は中尾先生に・会った事はありません。

ソレでも、

先生の哲学は、

著作を繰り返し拝読する事で、

私なりに・消化していたのだと・思います。

先般、

広島県へと転勤される患者さんが・居られました。

で、

直ぐに、

私の口から出た・歯科医師の名前は、

中尾先生でした。

ある時、

その患者さんから・問われたのです。

ホームページにて、

中尾先生の診療所らしき処を見つけたのですが、

女性の院長先生だったと。

私の30代と云えば、

レイモンド・キム先生、

本多正弘先生、

内藤正裕先生、

伊藤雄策先生、

この巨星たちの中で、

揉んで・揉まれて・といった時代でした。

その勢いを得て、

一気呵成に駆け走って、

57歳に・至りました。

中尾先生との・縁が、途切れていたのです。

が、

常に、

中尾先生の存在は、

私の頭の中にズシリと・刻まれていましたが。

数日間・悩んだんです。

中尾先生は・どうしたらンだろう?と。

で、

直ぐに電話をかけたノです。

受付嬢に、

私は香川県高松市で開業しております三枝と申します。

私は現在、57歳に・なりますが、

今から30年近く前に、

先生にお世話に・なった者です。

そりゃ・受付嬢・困りますよね!

当然、

院長先生は治療中ですから。

私の携帯電話の番号をお伝えし、

改めて・お電話を頂く事に。

そんな、

私の携帯電話に着信履歴が残って、

コチラから・かけ直し、

で、

また、

私の携帯電話に着信履歴という繰り返し。

夜、

自宅にて犬たちと遊んでいた処、

やっと、

お互いが・繋がったという塩梅。

女性の声でした。

中尾先生の御令嬢との事。

で、

お電話を頂いた時に、

直ぐに三枝先生と・判っていました・と。

なぜっ???

と・問う私に、

父から生前、三枝先生のことを・聞いていました・と。

!!!!

残念ながら・中尾先生は67歳の年に、

病にて・天に召されたとの事でした。

御令嬢と・いっぱい・お話し・しました。

あの中国地方の巨星の御令嬢。

その看板を・引き継ぐ事は、

大変な重圧下に在る事は・容易に理解できます。

私は歯科医学を愛する人が・好きです。

会話の中に、

巨星の大いなるDNAを立派に・引き継がれている事が、

ヒシヒシと・伝わって・きました。

コロナウィルス騒動が終息・収束したら、

御仏前に手を合わせる事を・お約束して、

電話を切りました。

今日、

少しばかり・時間ができました際に、

仏具店へと出向き、

お線香を求め、

診療所にて、

自分で・包装し、

宅配便に託したのです。

一般の方には・理解できないかも・しれません。

が、

歯科医学を愛する者は、

天に召されても、

歯科医学を愛する者の記憶から・消えません。

血の繋がりなど・無くても、

会った事が・無くても、

歯科医学を愛する者は、

旧知の間柄より、

互いを判り合えるノです。

ここに、

歯科医学の魅力が・在るのです。

中尾先生の臨床。

一言で表しますと、

一輪挿しの美学が・在りました。

先生のご冥福を・心からお祈り申し上げつつ、

引き継がれし・新たなる院長先生に、

どうぞ【歯科医学の王道】を歩まれますようにと、

エールを贈るノです。

 

 

 

普通って?

私のような、

離婚経験者は、

よく判るンです。

普通って、

人によって・違うって事を。

その違いに、

我慢の限界糸が、

プッツンと・切れたから、

離婚した訳です。

帰宅恐怖症も・経験しましたよ。

でもね、

駄目な人とは、

無理しても、

やっぱり・駄目ナンです。

コロナウィルス騒動に対する、

ソレゾレの行動って、

立場によって、

みんな・違うでしょ?

この国が・民主主義って言葉を、

解釈違い・してるんじゃないかと。

ただし、

法治国家ですから、

国の指導者の言葉には、

素直に・耳を傾けましょうよ。

買い占め・しないで下さい・って言われたら、

そう・しましょうよ。

昨今、

雷オヤジって・言葉が死語になりました。

家のお父さんは・偉いンだぞ!

家のお父さんは、

オイ・お茶っ!

オイ・新聞っ!

黙って、

みんな・従ったモンです。

ソレが、

今は・別の国になりました。

その延長線上で、

ソレゾレが・勝手気ままにしながら、

個人の権利だとか。

全く・私には、

この国の【普通】が・判らなく・なりました。

医療職の職責

いっぱい、

歯医者さん・たちから・お電話を頂きます。

都市封鎖!

先生・どうしたら!

私の・考えは・こうです。

仮に東京が【都市封鎖】の断を・下したならば、

隣接する各自治体も、

次々と、

右へ習へと、

同じ手段を執るでしょう。

結果、

日本中が・静まりかえるでしょう。

当然、

経済活動も・停止します。

そんな・話しを致しますと、

必ず返って来る・台詞は、

支払いが・できなくて倒産します!

で、

私は・こう返します。

ちょっと・待て!

俺たち・歯医者が1番・危ないンだぞ!

もろ・濃厚接触じゃないか。

来る患者さんは・自覚していないからね。

先ずは【徹底した防護策】。

でもね、

移って、

命を落とすかもって・仕事なんだぞ。

ソレでも、

こんな時に限って、

痛い!

腫れた!

歯で困った方が・増えるもんだ。

社会が・危機に陥った時こそ、

医療職が・待機して準備しとく・もんだ。

スタッフは休ませても、

交通機関が止まっても、

俺たちは、

医院で・寝袋・寝泊まりしてでも、

医院の灯りを・煌々と灯すもんだ。

潰れる心配より、

命がけで・踏ん張りなさい!

大勢の歯科医院の事は、

私には判りません。

しかし、

私は、

弟子たち・友人たちには、

私は医院と・運命を共にすると、

伝えています。

こんなご時世ですから、

わざわざ、

メンテナンスやプラークコントロールの患者さんは、

逆に来院して・頂かないようにと。

自宅待機でしょ?

噛めない!

痛い!

腫れた!

折れた!

そういう歯で困った方のために。

すると、

医院で・独りで・何しましょ?

バッカ・も~ん!

こういう時だからこそ、

専門書と・ニラメッコなさい!

先生、

イタリアでは50人も・医者が死んだそうです!

1日・10時間以上重労働が続いた・模様です。

チョット・待って。

俺たちって、

1日・10時間以上・なんて、

もっと・働いてるじゃない?

なんで・ソレが重労働なの?

私には、

ゆとり教育とか、

働き方改革とか、

よく判りません。

ただただ、

医療職は、

病人のために、

常に常在戦場の構えで・準備態勢を整えるべきと。

 

 

 

 

落ち着いた・行動を

いろんな情報が・飛び交っています。

何が・本当なのか?

判らなく・なり、

やもすれば・頭が混乱しそうに・なりますよね。

今は、

朝の4時ナンですが、

某所から、

東京のロックダウンが、

いよいよ4月2日実効・3週間という情報が、

伝えられているのを、

知りました。

ソレが・どの程度・正確なモノなのか・判りませんが、

大東京の事で、

地方は関係ないと・考えているノならば、

大きな・間違いです。

微生物の脅威によって、

現状、

大勢の死者が・出ている訳です。

確かに、

猛烈インフルエンザに比べると、

まだまだ毒性の強さは、

弱いようですが、

どうも、

妙な・嫌な予感のする・性状を持つウィルスのようです。

だって・そうでしょう?

患者さんの診察に携わる医師が、

随分と・死亡しているようですから。

ジッと・していなければ・なりませんね。

節度ある・行動。

行き過ぎた・行動を控へ、

日本全体の経済が・停滞する事がないように、

今こそ、

地方が、

日本全体を・支えなければ・なりませんね。

我慢しましょうよ

のっぴき・ならない理由にて、

本当は、

気が進まず、

機会を・改めたいと云う心情とは・裏腹に、

どうしても、

静岡まで・行かねばならない事に。

で、

土曜日の夜、

夜通し・高速道路を・ひたすら駆け走ったのです。

日曜日の昼過ぎには、

無事に用事を済ませて、

急いで・Uターン。

多人の事を、

どうのこうの言う立場には・ありませんが、

ビックリ仰天したのです。

道中、

高速道路から・大型遊園地が見えたンです。

駐車場は・満車!

ジェットコースターには・大勢の乗客が、

両手を挙げて・という塩梅。

トイレ休憩で立ち寄ったサービスエリアも、

大勢の遊興客で・溢れかえって・いたんです。

私が・変ナンででしょうか?

1国の総理大臣が、

どうか皆さん・外出しないで下さいって、

頭を下げてるンです。

どうして、

基準点が・違うンでしょうか?

この私でさえ、

定期検診の患者さんなど、

緊急を要しない患者さんに対しては、

アポイントメントを変更して頂いて、

ソレこそ、

外出時の不意な・感染機会を作らないようにと、

コチラから・ご連絡させて頂いて、

みんなで、

コロナウィルスの終息・収束を、

待とう・じゃないかと。

とにかく、

ジッと・動かないのが・1番ですから。

他人事と・思うンでしょうか?

風邪で死ぬのは・スッゴく苦しいですよ!

大切な・子どもが感染したら・どうするンですかね。

若い世代の方も、

社会の中で・平和を享受できるンですから、

ぜひとも・我慢して欲しいモノです。

こういう時こそ、

国の指導者の言うこと・

誠実に・耳を傾けようじゃ・ないですか!

 

 

普通の定義

報道に接すれば・接するほど、

コロナウィルスの脅威に、

恐れ・おののく心境になります。

国政、地域政治のトップたちの、迷える叫び声。

しかし、

ソレを他所に、

普通に、

数人連れ、

あるいはカップルで、

夕食時に、

街・散策を楽しんでいる光景は、

何時もの・通り。

私自身は、

自分の普通が・普通でない事に、

薄々・気づいてきたのです。

親が子に対して、

外から家に帰ったら・手を洗え!

こりゃ!

うがい・も!

コレコレ!

脱いだ靴は・キチンと揃えなさい!

手洗いだって、

ウチは・消毒用エタノールなんか・使いませんよ。

ただ、

ジャー・ジャーと、

流れる水で30秒は・させてましたが。

混雑する所への外出時は、

マスク。

コレらは、

親が医療職であったから、

ウチの子どもにとってみれば、

普通だったのでしょう。

私・親の立場としても、

同じです。

エチケットだと・思っていました。

今年は、

インフルエンザの大流行って・聞きませんね。

コロナウィルス恐さで、

うがい、手洗い、マスク着用が・普通になったからでしょう。

コロナウィルスに関しては、

必ず・収束・終息・する訳です。

学者・医療職・政治家・役人は、

馬鹿どころか、

優秀なんです。

その辺りの・信用がないンですが、

頼りないように・見えても、

ソレは・プロフェッショナルなんです。

ソレゾレの道において。

社会的使命感で・完全制圧する訳です。

歴史を観てください。

だから、

今、

私たちは・大人しく、

道徳観を持った生活を、

普通に送れば・良いンです。

別に、

花見は、

ソレこそ、

インターネットで観れば・済むじゃないですか?

普段は、

電話より・ライン・メールなん・でしょ?

今こそ、

コミュニケーションは、

ソレで・良いじゃないですか?

総理大臣が、

都知事が、

県知事が、

ジッと・しててくださ~い!

って・頼んでるンです。

逆らう・意味など・ないでしょ?

言うこと・聞いてあげましょうよ。

で、

私ら医療職は、

もしもの時・のために、

準備態勢を整えて、

もしもの時・が、来ないように、

平静を保つべき・ナンです。

たかが【風邪】ですが、

この・たかがを・侮っては・イケマセン。

平安時代の日本人の平均寿命は・30歳代だったンです。

死因ですか?

風邪に・決まってるじゃ・ないですか!

今は、

医学・公衆衛生・栄養事情・住宅環境が、

人類の叡智による・進歩したお陰で、

人生100歳時代になった・訳です。

だから、

当分の間は、

ジッと・して、

我慢しましょうよ。