歯科治療を行うに際して、
患者さんから・求められる部分だけに、
眼をとられていたら、
あとから・大きなトラブルを招く事が・あります。
噛みにくい・
なんか・噛めない・
顎が痛い・
セラミックが直ぐに割れる・欠ける・
歯が痛い・
などなど、
そのトラブルは、
その患者さんに潜んだ・問題点によって、
さまざま・です。
ですから、
治療に着手する前に、
徹底的な【診査】が・必要ナンです。
パナデント咬合器による、
噛み合わせの診査です。
初診の患者さんの口腔内には、
ほとんどの場合、
歯科医師の手が・介入しています。
その治療過程を・私は見ていません。
ですから、
私自身の眼で、
客観的な評価を行う必要が・あります。
また、
私自身の治療においても、
修復治療の・さまざまな過程で、
この【再評価】作業を・行います。
微妙な・狂い・ズレ・誤差に、
私が気づいていないかも・しれないから・です。
治療に際して、
注意深く・
自分を・他人の眼で確認するような・冷静さ。
ここに歯科治療の【基本】が・あります。