歯科治療の際に、
患者さんに・横たわって頂くチェアーを、
デンタル・ユニットと・言います。
唾液などを・吸引するバキュームや、
歯を・削る・タービンやエンジン、
エアーや水を使う際に使用するシリンジ、
などなど、
歯科治療に必要な装備を備えている、
歯科治療には・無くては・ならない、
大切な装備です。
若い頃は、
乏しい・開業資金。
国産のデンタル・ユニットを購入しました。
で、
患者さんの増加に伴って、
色んな国産メーカーのデンタル・ユニットを・使ったモノです。
何故に・色んなメーカーを?
答えは・単純です。
気に入らなかった・から・です。
1度・デンタル・ユニットを購入したら、
普通は15年近くは・引っ張るのが常識って処を、
2年おきに・交換していました。
自動車の世界と違って、
下取りは・ありません。
交換するたびに、
新たに・1から・デンタル・ユニットの全額を・支払う訳です。
もったいない!
そう・考えるのは・間違いです。
デンタル・ユニットで、
歯科治療する訳ですから、
デンタル・ユニットとの・相性が・とても大切なんです。
30半ばで、
現在のシロナ社、・当時のシーメンスを、
清水の舞台から飛び降りる・気持ちで、
購入しました。
私は初代です。
親の援助で・開業した訳では・ありません。
当時の価格で、
シーメンス1台で・国産メーカーのモノが4台は・購入できたと・思います。
シロナ社のエンジニアとは、
その当時からの・付き合いです・
現状・私のトリートメントセンターとなっている
デンタル・ユニットは・既に20年経過しています。
新品の国産メーカーのモノよりも、
装備も・造りも・シッカリしています。
私も・57歳です。
現在のデンタル・ユニットの寿命が来た際には、
次の新しいデンタル・ユニットを設備投資する元気は・ないでしょう。
ソコで、
こんな時期だからこそ、
私は、
新しいデンタル・ユニットに交換する事に・しました。
もちろん、
シロナ社の最高機種です。
ドイツ製の他社のモノも・優れモノです。
が、
私はカタログ数値だけで・判断しません。
メーカーの経済的体力、
日本法人の状況、
などなど、
総合的な観点から、
客観的に・判断します。
長く・新品同様に・使える。
ここが・デンタル・ユニットの・肝腎処です。
メルセデス派とBMW派の違い・よりも、
仕事に使う機材ですから、
もっと・複雑なのです。
今月の30日・10月1日は・休診に・させて頂き、
新しいデンタル・ユニットを設置します。
エンジニアは・当然、
井上技師を使命して・います・と云うか、
彼の方でも、
先生のユニットは・私が責任を持ってと。
静岡市から・自動車を走らせての・意気込みでした。
このように、
私の仕事は、
色んな方のご厚意によって・成り立っています。
ただ、
1流の・方に・限定していますが。
新しいデンタル・ユニット。
10月2日から・始動です。
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歯科疾患の特殊性。
最近、
若い歯科医師からの・治療設計に関する・質問を、
頻繁に・受けます。
で、
気づいたこと。
どうやって・治すのか?
よりも、
先ずは、
どうして・このような状態に・至ったのか?
その・診断の重要性を・認識して・頂きたいと・思うンです。
単に、
痛みの在る歯に対する・対症療法では、
歯科疾患の・特殊性柄、
解決できない、
逆に、
深み・深み・へと・沈み込む・症例も、
多いのです。
そのような意味合いにおいて、
歯科における診断とは、
考古学の発掘調査に・似ているのでは・ないでしょうか。
原点
昨年末に、
私のホームページは・大幅な・改良を加えました。
厚生労働省の基準に・合致するモノに・と云う訳です。
大変な・作業でした。
そんな中、
ホームページの製作者を労う機会を・持ちました。
で、
先生・コロナウィルスの影響が・心配なんです。
コレから企業の業績悪化により・広告が減ると・思うンです。
が、
私は・こう・お返ししたのです。
私は・そうは思いません。
みんなが・広告しない時こそ、
広告すると・目立つじゃない!
ピンチが・チャンスと云う・じゃないですか?
企業活動が・大変なのは・いつも同じです。
出来る経営者って、
普通の人と・考える事が・違います。
あえて・こう言う時だから・って・発想すると・思います。
あなたも・そうでしょっ?
何故に・私が・あなたに・ホームページの製作を依頼したのか?
あなたは・商いが・先ずは・って・人では・ありません。
より良く・誠実に・良いモノを・お伝えしたいって、
パッションが・躰中から・発散していますもの。
だから・お願い・したのです。
仕事の原点に・たち返る・良い機会に、
今回の新型コロナウィルスの脅威は、
私自身・なりました。
診療所の・患者さん受け入れ体制を強化できましたもの。
私の仕事は・患者さんのために・あります。
もっと・もっと・患者さんを・お守りする・って、
決意・新たに・なったのも、
新型コロナウィルスのお陰です。
自分自身の・身の丈に合った・誠実な仕事に、
コレからも・専念しましょう。
そんな・会話を交わしたノです。
もう・普通の生活に戻しましょう・気をつけながら・
台風の到来が、
間近に迫っている事を・察っせられる、
空模様に・不安を感じています。
遠方からの・患者さんを・案じています。
そのような中、
今しがた・手術を終えました。
それにしても・慌ただしい毎日です。
姿勢が・悪かったのでしょうか?
ぎっくり腰に・なったようです。
今夜は、
近所の若手の歯科医師と・一緒に食事です。
コロナウィルスの中・大丈夫?
大丈夫ですよ。
その辺りは・気をつけていますから。
私の関心事は、
腰の具合と、
タブレットの調子の悪さです。
このブログも、
苦労しながら、打っています。
ファイバーポスト臨床の実際
今日も・バリバリ・頑張っていますよ。
朝1番の・患者さん。
ファイバーポストの製作と・接着操作です。
もちろん、
ラバーダム防湿環境での・手当てです。
ファイバーポストは、
無髄歯を・破折から守る・大切な・手当てです。
工夫・工夫。
決意を新たに・
アレっ?
思わず・葉書を裏返しました。
独特の自体だった・からです。
で、
差出人の名前を見て、
万感・胸に、
つい、
涙ぐんで・しまいました。
大学時代、
歯内治療学の主任教授を・お務めになられていた、
川崎孝一先生からの・葉書だった・からです。
私の根管治療の基本は・川崎孝一流派の学問です。
ですから、
嬉しかった!
先生は・恐らく90歳くらい・だとうと・思います。
87歳の歳に、
新たに・書籍を出版され、
貪るように・拝読しました。
川崎節は・健在でした。
また、
歯内治療学の・王道も・健在でした。
私の根管治療は、
先生の域には・まだまだ遙か。
もっと・精進しようと・決意を新たに・したのです。
子ども・として
今日は・父の・月命日です。
香の煙を・見つめながら、
親不孝であったと・改めて自覚していました。
お仏壇の・お花やお供え物を・選ぶ際に、
爽やかな色彩を心がけ、
何が・食べたいノだろう?
と、
私なりに・工夫するのが普通になったのは、
せめてもの・後ろめたさから・のモノだと・思います。
父の御位牌を・見つめながら、
近況も解らぬ・母は・穏やかに、
過ごせているだろうか?
などと・案じています。
私は・歯の職人を・生涯の仕事として・選びました。
修業の身ですから、
仕事のゴールは・生涯・ありません。
ただただ・単純に見える所作を、
毎日・毎日・繰り返し・継続し、
仕事の中から・考え、
自分を・仕事の方へ・合わせて・きました。
私には・何の才能も・ありません。
ですから、
自分を・仕事に・合わせる努力くらいは・と、
気づいた時から、
そう・して生きてきました。
将棋の藤井八段・スケートの羽生結弦選手。
若くして・花開く人を・才能アル人と・云うのだと・思います。
私のような・無才の者の・せめてもの・落とし所・とでも、
申しましょうか。
このような性格の私ですから、
親孝行など・考えも・しなかった・のです。
人それぞれの・幸福感と云うモノは・違います。
今の私には・そのような命題について・考える余裕は・ありません。
ただ・がむしゃらに・芸に没頭すること。
私の母は・幸せに・過ごせているのでしょうか。
窓からの・陽射しが、
少しばかり・優しくなった季節の・変わり目を・感じます。
穏やかで・良い1日を・皆さんが・お過ごしになりますように。
仕事での・姿勢
出勤して・直ぐに、
診療所の前の・通りを、
掃き掃除し、
診療所の1階部分の・大きな窓も含めて、
エントランスから・小路まで、
綺麗に・巻き水するのが、
1日の・始まりです。
で、
前日の現像したレントゲン写真を・チェックし、
滅菌の終了した器材を・片づける。
コレも・私の仕事です。
私は・医療機関の管理監督者ですから、
患者さんが・気持ち良く・診療所内で過ごせるように、
コレらの・雑用なども、
当たり前だと・考えてきました。
治療を実際に行う・診療用チェアーを、
私は・トリートメントセンターと・呼んでいます。
このトリートメントセンター周囲は、
床から・棚板の上まで、
無論、
診療用チェアーも、
完全無垢な・状態でないと・納得できませんから、
その辺りへの・気遣いは、
スタッフには・厳しく・申し伝えています。
細かい奴・と・思われるかも・しれませんが、
院内感染を完全に・撲滅するためには、
先ずは、
視界に入る処くらいは・完璧でなければ・ならないと。
その上での、
眼には見えない・微生物との・戦いが・あるんじゃないか。
そんな風に・思っています。
考える・歯科治療
新型コロナウィルスの脅威を、
1歩も、
三枝デンタルオフィス内には、
絶対に・侵入させない!
徹底的な・水際作戦と、
徹底的な・院内運営。
この・半年間、
ピリピリ・しています。
患者さんには、
ニコニコしながら、
決して・その類の・緊張感は、
感じさせないように。
その辺りも、
相当・気をつけて・います。
ですから、
毎日が・疲れ果てます。
新型コロナウィルス以降、
社会や・仕事の形が・変わると・言われていますが、
医療の基本は・絶対的です。
十分な手当てを・施さねば・なりません。
そういう面では、
歯科治療の原則は・変えては・ならないと・思います。
歯科医院で・使われている、
フェイスガードや、
受付の・ビニールシート。
アレは・汚いと・考えています。
ウィルスが・イッパイ付着してますよ。
いつの段階で、
誰が、
どうやって、
どこへ、
廃棄してるんでしょう。
口腔外バキュームも・そうです。
患者さん毎に、
機械を・交換してるんでしょうか?
で、
誰が・後始末するんでしょう?
医院運営も、
相当なレベルで以て、
考える歯科治療が・必要に・なりましたね。
セラミッククラウン修復のプレパレーション
審美的要求度の高い・患者さんが多い、
三枝デンタルオフィスです。
上の歯を・上下逆に・お見せする癖が・あるのは、
私が・いつも・この視野で、
口腔を・診察しているからです。
先日・ご質問・頂いた先生・いかが・でしょうか?