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私の仕事

この頃の・新患の方々の口腔内所見から、

前医の・診断なり・治療を

垣間見るのですが、

思うに、

身の丈に合った【手当て】から

大きく・外れていると・感じます。

私が講義や・講演で披露させて頂く・私の仕事の結果は、

あくまでも・私の人生の結果であります。

私自身も・さまざまな・時を経て・今日に・至っています。

昨今では、

新型コロナウィルスが・経済界に・多くの負の影響を与へ、

人生設計の変更を・余儀なくされて居られる方々を

報道から・報されます。

また私どものような・医療機関に働く人間においても、

常在戦場・の精神で、

今までとはジャンルの違った・注意にて、

日々を過ごしています。

ただ、

私個人としては、

異常事態の連続であった・人生を選んで・おりましたので、

精神的な免疫力は・できている・ように・思います。

四国の1地方都市で、

自費専門の歯科医院を開業する事自体が、

異常で・なければ・できません。

歯のユートピアを創るんだ!

そのような夢みたいな・少年心で、

57歳を過ぎても・継続している事こそ、

狂気の沙汰・でしょう。

夢を追いかける事の・代償も、

さまざま経験して・きました。

従業員に支払う給料に・四苦八苦したり、

税金納付に・銀行から借り入れしたり、

勤め人では・決して経験しない・ありがたい場面?の

修羅場を・踏み越えて・きました。

本体である歯科医学においても、

大いに悩み、

年がら年中・考え、

1回きりの人生を、

歯科以外に・時間を割く余裕など・無かった私の人生です。

私は、

それでも、

幸せであったと・天に感謝しています。

ですから、

新型コロナウィルスの猛威においても、

芸の肥やし・に・してやろうと、

目論んで・います。

仕事を通して・自分を創る。

今では・そのように・悟りました。

ですから、

死ぬまで、

完全無比な自分など・できないのですが、

ただただ・寡黙に・道を前へと・

足を進める事の継続が・私の人生の仕事だと・思っています。

そのような・積み重ねから・現在今日の・私の歯科治療が在る訳です。

30代の歯科医師の歯科治療、

40代の歯科医師の歯科治療、

その時代・時代の・自分に正直に努める事が、

先々の・手当ての・足腰の強さと・なるでしょう。

他人の手当てから、

謙虚さを・再認識し、

私は・足を再び・進めるのです。

 

 

さ迷う・歯科治療

根管治療を・し直して・欲しい・という

新患の患者さんが・増えました。

違和感・歯肉の瘻孔が・取れないから・です。

私の若い時分から・比べますと、

歯科医師の数は・圧倒的に増えました。

それならば、

じっくり・腰を据えて、

根管治療に専念できる・時間的余裕は・在る筈です。

いったい・何故(?_?)

レントゲン写真の読影レベルの低下、

患者さんの・臨床症状の・診とりレベルの低下、

手先のトレーニング不足、

溢れるインターネットからの・大量の情報の消化不良。

そのような環境が、

質の良い・歯科医師の成長の阻害要因に・なっているのだと・思います。

マイクロスコープ存在・在っての根管治療が、

このような状況ですから、

修復治療のレベルの低下は、致命的です。

なんせ、

機械に任せて・しまおうって・状況ですから。

当分の間、

歯科医療は・さ迷うでしょう。

パフォーマンス

新型コロナウィルスからの・感染防止として、

大学内への・県外者の立ち入り自粛のために、

待機が続いていましたから、

8カ月ぶりの・新潟入りでした。

で、

大いに・安心したのです。

感染防止の対策は・誠に・きめ細かい配慮の基で、

粛々と・自然に・行われていました。

大変な・コストを要する・この対応は、

通常の大型医療機関では・到底不可能なレベルのモノです。

私は三枝デンタルオフィスの・感染防止対策を・最高レベルと・自負しています。

全く・同一レベルの・手当てが、

このような・大型医療機関で・可能に至らしめた

大学の・決意に・敬意を払うのです。

患者ファースト・学生ファーストの精神です。

一般の方は・判断できないのが・残念。

私は私で、

このような厳戒態勢を整えた大学に・立ち入る訳ですから、

物凄く・気を配りました。

また、

さり気なく、

私が・動き易いように・配慮して下さった大学当局に・感謝。

日本歯科大学新潟は・私のホームグラウンドでも・あります。

ですから、

普段から・いろんな処で・気をつけては・いるんです。

学生さんへの・パフォーマンスでしょうか?

スーツは・毎日・違うモノに・変える事とか、

学内に入る際の・自動車の車種とか。

治療の際の・見せ方とか。

そんな・こんなで、

三枝を見せる事が、

余震に・なるんだろうと・思っています。

遠路・自動車通勤で・大変でしょう!

と・言われるんですが、

学生さんや・後進が・喜んでくれるンです。

ご期待に・応えようと。

ただ、

私のパフォーマンスは・行き過ぎの傾向も・ありますから、

冷や冷や・して、

学長は・観てるンでしょうか?

 

文化圏の違い

新潟に入って、

瞬時に・気づいたのです。

北陸道を・越後平野に入り、

関越自動車道との・境目で、

大きく・左手へターンする頃合いから、

走行車の数が・愕然と・増えるのです。

で、

追い越し車線も、

何も関係なく、

数珠なりで、

車が・走って・いるのは愉快です。

街なか・でも、

通りを・行き交う人たちは、

絶対に・道を譲る事は・ありません。

ひたすら・我が道を・ゆく。

雪国の・ド根性が・育てあげた質・かも・しれません。

が、

この・気遣いの無さが・楽なんです。

コチラも、

視ないで・良いンですから。

ただし、

距離感が・微妙で、

その頃合いが・なかなか・難しいンです。

処・変われば、

生活も・違います。

その積み重ねが・文化の違いを・生むんでしょうか?

アホらしい事に・真実が・

遂に・寝坊して・しまった・のです。

夜明け前に、

高松市を出立する積もりが、

深夜遅くまで・講義録の手直しに・夢中で。

ついつい。

うっすらと・目覚めた私の視線は・ジャガールクルトの・置き時計。

ヤバイ!

気温差が・時計の動力になり、

生涯・時を刻み続けると・云われる・置き時計。

本当なんで・しょうか?

そんな事は・どうでも良いほどに、

慌て・慌て、

自動洗車機の中の・車のように、

身繕いし、

6時半に・エンジンキーを・回したのです。

北陸道は・至る所で、

路面の・修繕作業中の最中でした。

そりゃあ・そうだ。

道路も・これだけ長期間、

風雨・異常なる気温差という・過酷な気象状況の中で、

あれだけ大量の自動車が・行き交う訳でしょっ。

傷んで・当たり前だな・と。

修繕しなければ、

日本の流通システムが・破綻しますモノね。

作業員さん・お疲れさまです。

くれぐれも・事故に・お気をつけください・と。

そういえば、

民主党政権の折に、

高速道路の無料化って・言ってませんでしたっけ?

走行料金・頂かないと、

修繕・できない・じゃん!

阿呆やな。

そんな事言うと、

世間の苦労知らずの・単なる偏差値だけの・

中には、

タレントも居ますが、

未だに・政治にしがみついている・

情けないと・思わないのでしょうか?

あの野党の衆。

口だけ番長ですから、

屁理屈・放いて下さいな。

その前に、

東京電力の福島原発のメルトダウンの際の・嘘つきを、

謝まって・下さい。

全ては・ソレから・仕切り治しですよ。

少なくとも・国民みんなの・総意だと・思いますよ。

てな・阿呆らしい事を・考えながら、

久しぶりの・越後平野が・視界に・入ってきました。

やはり・越後新潟は・私の心の故郷です。

定宿にて、

ルールサービスの夕食をとりながらの・読書。

こういう・アホらしい本が・本当は、

真実の・玉手箱。

人生も・学問も・政治も、

そうじゃ・ないですか?

 

 

 

 

情熱

日曜日の・夜明けがた、

新潟市を目指して、

高松市を・出発しようと・考えています。

淡路大橋を・明石海峡を越えて、

京阪神地区を・大きく迂回して・舞鶴道にて、

日本海側へと。

ソコからは・一路・北陸道を、

ひたすら新潟市を目指して・アクセルを踏むだけです。

水筒と・弁当持参で。

新型コロナウィルスの脅威は・依然、変わっていない、

もしくは、

まだまだ感染患者は・増加すると・考えています。

自分も・感染しない、

他人へも・感染媒介者にならない、

そのような・強い【防御】は・まだまだ・必要です。

日本歯科大学は・独特の考え方に則った航路を進め、

歯科界のリーダーとして・君臨してきました。

その日本歯科大学の・新型コロナウィルスとの戦い方は、

他大学の・ソレとは・大きく違うに・違いありません。

患者ファースト・学生ファーストの精神は・発揮出来るでしょう。

警戒警報発令しながらの、

教育・臨床の平常化は、

さまざまな・工夫が・仕組まれている・事でしょう。

半年近く振りの・講義録の作製に、

ここは・相変わらず・四苦八苦しています。

このような逼迫感の充満した中での・私しか・できない仕事。

圧倒的なパワーと・情熱で、

凄まじい症例の・手当ての実際を・用意したのです。

 

 

 

さぁ・チェンジ!

あのSONYが・自動車を・開発・発表しました。

TOYOTA自動車は・静岡県裾野市に、

テクノシティを・建設し始めました。

従来の枠に・囚われない・新しい時代を、

企業が・創造し・始めました。

歯科界にも・ニューウェーブが・押し寄せていますが、

コレは、

従来からの・枠から・ジャンプできていません。

残念ながら、

歯科産業の・創造力は・まだまだ・脆弱と、

言わざるを得ません。

私は・待てません。

古典的芸法は・そのままで、

一気呵成に・ジャンプする・決意が・固まりました。

既成概念に・囚われない・新しい歯科医療です。

度胸の・問題だと・思います。

新型コロナウィルスへの対応に、

慣れっこ・に・なったのか、

諦めの・悟りに・入ったのか、

はたまた、

脳裏から・消え去ったのか、

世間は、

縮んで・しまったのかの・様相です。

が、

現実は・厳しいモノです。

まだまだ・新型コロナウィルスの脅威は・消えては・いません。

この時期だからこそ、

ジャンプすべて時・なんです。

全ては、

本当に歯で困っている患者さんのための・歯科医院です。

時機到来と・言えるでしょう。

医者って・

テレビ局から、

番組に・出演しませんか?

制作スタッフから、

しばしば・お誘いを・受けるンです。

で、

時代劇なら・出演します!

岡っ引きとか・商人は・イヤ。

できれば、

殿様で。

先生・何・言ってンですか!

違いますよ。

コメンテーターで・ですよ。

私ですか?

絶対に・イヤです。

と・お応えしています。

すると、

なんで・ですか?

みんな・出たがり・ますよ。

局に・売り込んで来る・医師って・多いンですのに。

良い・宣伝に・なりますよ!

先生の辛口。

オモシロイんです。

ウケる事・間違いナシ!

馬鹿・言ってンじゃ・ねぇよ!

勘弁してよ!

俺が・ひな壇・座って、

コメントするって・か?

炎上モン・じゃねぇか!

俺は・芸人でも・文化人でも・ねぇよ。

しがない・歯科医師。

判ってる?

患者さんの方角しか・観てません。

そんな・日常の中、

最近・オモシロイ話しが・ありました。

明け方でしょうか?

在る・見知らぬ40代の女性から、

診療所のホームページの・問い合わせメールの・窓口から、

随分と・超長文のメールが・届いて・いたんです。

内容の概略は、

某歯科医院にて・根管治療を受けられた。

ソレから・痛みと・腫れが・生じて、

担当医師の・手に負えず、

公立病院の口腔外科を・紹介されたが、

経過観察だけで、

症状は・改善されない。

辛くて・堪らないから、

先生に・診て欲しいけれども、

お金が・ない。

でも、

ナンとか・診て欲しい。

まぁ・そういう・主旨でした。

で、

痛みが・在るのは・可哀想だと、

その方の携帯電話に、

朝1番に・電話を入れたンです。

お金の事は・言えないンだけれども、

他の患者さんと・区別はできませんが、

痛みは・可哀想だから、

今日、診療が終わってからの夕方、

診察しましょうか?

そんな風に・言ったと・思います。

なら、

彼女は・喜んで・おられました。

で、

実際に・拝見したンですが、

痛みへの・対応は・簡単な症例でした。

逆に、

何で・対応できない・ンだろう?

って・処が・本心でした。

複根管の・根管治療の際の、

器具の・オーバー・インストゥルメンテーションと、

残随。

ラバーダム防止して、

基本通りの・根管治療で、

翌日に・お電話にて・問いましたら、

思った通り。

で、

その3日後に、

根管充填しようと、

2時間の・アポイントメントを・入れていたんです。

最初の治療の際に、

ご本人に・申し上げて・いたんです。

痛みへの・手当ては・します。

が、

修復治療は、健康保険の医療機関で・して貰ってください・と。

その訳は、

根管拡大が・大き過ぎで、

歯根破折の・可能性・大。

口腔全体の・噛み合わせを、

考えに・考えて、

丁寧に・修復しなければ・ならない・症例です。

が、

その1本の歯の・主訴のみの・治療だけが・ご希望でした。

ですから、

私は・他の歯は・手が・出せません。

ソレと、

最初から・お金がないと・申告されていましたから、

根管治療の際は、

私は・十二分に・配慮したンです。

特別な・材料を・使わず、

高額に・ならないようにと。

でも、

マイクロスコープを使って、

2時間は・誠実に・対応させて・貰ったンです。

ですから、

痛みの原因である・歯槽骨の炎症は・消失できました。

でも、

ソレと、

将来・生じ得る・リスク、

つまり・歯根破折の発生は・別物です。

自費治療専門の私が、

長持ちできない歯に、

自費治療を・薦める訳・無いじゃ・ないですか!

で、

治療に先立って、

私は・前回の治療内容を中心に、

患者さんに・説明するんですが、

いきなり・私を・罵倒し・始めたんです。

罵倒・怒鳴り・でしたね。

主旨は、

最後まで・クラウンを被せて・長持ちさせろ!

ソレが・プロだろ。

お前は・プロじゃない!

何が・ナイチンゲールの心だ!

お前は・キリスト教だろ。

エセ・キリスト教信者。

高級車に・乗りやがって!

話しは・ドンドン・反れて・行き、

顔は・表情が・一転・されてましたね。

スタッフは、

驚き・おののき・

氷のように・固まって・います。

私ですか?

ジッと・観てました。

いつ・終わるのかと。

相手が・一応・患者さんですから。

その辺は・冷静なんです。

ただ、

スパッと・糸は・切りますよ。

で、

お引き取り・ください・と。

お見送りは・スタッフが・したンですが、

玄関口出るまで、

大声で・怒鳴り・続けて・おられて・いました。

で、

爆笑なのは、

出てゆかれた・彼女。

再び、

ドアが・開いたンです。

傘を・忘れたんだ・そうな。

その態度が、

傘を・階段下まで・持って来いオーラで、

スタッフを・見ていたんだと。

で、

スタッフは・流石ですよ。

途中まで・取りに来させた・そうな。

でねっ・

只でさへ、

変な人・来るンですよ。

テレビなんか・出る訳・無いじゃないですか!

 

 

 

歯科治療という仕事

インスタグラム・って云うンですか?

言葉・よりも、

画像が・勝負だ!

そんな時代に・なったのですね。

私の仕事においても、

カメラは・欠かせません。

治療の後から、

診断に・誤りが・ないか、

自分自身の仕事に・ツメがキチンと・できていたのか、

確認作業のために・写真を撮影する事が、

カメラの役割・だったのです。

が、

時代は・変わったようです。

他人への・パフォーマンス性が・強くなり過ぎていると・感じます。

カメラの性能も・向上しましたが、

歯科医師の・撮影レベルの向上は、

実際の・治療技術・以上だと、

患者さんの実際の口腔を・観て、

つくづくと・感じています。

歯科治療に・アートの要素が重要である事は・否定しません。

が、

歯科治療は・医療行為です。

長期的予後で・勝負する類の・仕事である行為を

忘れては・なりません。

来年の抱負

診療所前の・菊池寛通りと、

フェリー通りの・交わる処に在る・仏具屋へと、

早朝、

歩いて・向かっていた際の・頬で感じる・秋。

銀杏並木の葉は・未だに・緑鮮やかですけれども、

もう・直ぐに・色づくに・違いありません。

確実に・時間は・過ぎて・行くのですね。

この季節になると、

来年の・目標をたてるのが・私の習慣。

アレコレ・悩むのも・楽しいンです。

今年は、

新型コロナウィルスの出現のお陰で、

私の診療所は、

通常であれば・数年は要するであろう・大きな変化を、

必要に迫られ、

遂げることが・できました。

完全無欠の・感染防止対策です。

診療チェアーを・ズラリと・並んでの・診療所運営する方や、

ソコに通う事に・違和感を感じない方には、

私のチャレンジの成果は・判らないでしょうが。

で、

来年の抱負ですが、

歯根露出に対する・審美的歯周外科と、

もっと・もっと・根管治療のグロスマンを目指して・です。

グロスマンって・云うのは、

近代根管治療の父である・ドクター.グロスマン先生のことです。

最近・流行りの・根管治療を、

私は・冷ややかな・視線で・見てますよ。

来年こそは、

根管治療の・トレーニングを徹底的にと。