世間では、
既に・年末年始の休暇が・始まって入りそうな。
街は・静まりかえって・います。
新型コロナウィルスの蔓延を・鑑みレバ、
少しは・食止め策として・効果が・あるかもしれませんね。
ただ、
自営業者や・飲食店・ショッピングセンターなどの勤務者には、
昨今の・休業過多とも思える・働き方改革って・いうんですか?
全く恩恵に・与れるどころか、
生活の糧を・失ってしまいます。
私たち医療従事者は、
職を選んだ際に、
休む・ということは・諦めています。
激しい競争の中、
手にしたタイトルですし、
厳しい修行期間を経験する中で、
自分の仕事の・社会の中での位置を・自覚するからです。
病気が存在する時が・私ら医療従事者の・出番ですから。
明日の・日曜日も、
私は・診療所で・仕事です。
感染防止の為に、
毎日、毎日を・考えて・策を立てています。
1日の患者さんの数を少なくし、
診療と・次の患者の診療の間隔を・空けて、
消毒作業に・勤しみ、
患者さんが・他の患者さんと・絶対に接触しないように。
すると、
当然・1日の診察できる患者さんの数が・限られます。
で、
休日も・診療という訳です。
それが・当たり前の・医療職の姿だと・思っています。
クリスマス・イブの過ごし方を
昨日は、
お越しになられた患者さんの・大勢から問われました。
教会へは行かずに、
自宅で、
静かに、
祈りの本の活字を・追いながら、
と言っても、
こ1時間程度で、
後は、
映画でも・観て、
時間を・やり過ごそう・と思っていますと、
お答えして、
実際も、
そんなクリスマス・イブの夜でした。
私は・灯油ストーブ派です。
自宅では、
エアコン暖房や・ファンヒーターは・使いません。
ストーブの上に・やかんを置いて、
煌々と灯る火を、
何も考えずに・見るのが好きです。
神さまの・独り子が・お生まれになられた日。
祈る・という事が・日常になりました。
封書が・届きました。
新潟市ご開業の・岩下博美博士からです。
先生は、私が学生の折に、
日本歯科大学のクラウン・ブリッジ講座の助教授をお務めになられていらっしゃいました。
ヤンチャ坊主であった私は、
手で追い払われていても、
仔犬のように、
先生のお姿を見つけては、
ニコニコ顔で、
付いて・廻っていたのが・懐かしい。
寡黙で・ピリリとした緊張感、
剃刀岩下と・謳われた先生ですが、
実際には、
内には・暖かい心を秘めた、
人を診る仕事人に・相応しい・人であることを
私は・昔から、
野生的勘・にて、知っていたのです。
新潟市に参りますと、
少しでも暇を見つけては、
先生の診療所へと、
足を運ぶのが・私の恒例行事です。
と言っても、
ほんの・数分程度の・面会で、
互いに・専門的な話題には触れませんが、
当時の師が、
高齢の域に達しておられますから、
ご健康で・いらっしゃることに・安心し、
また、
仕事においても、
まだまだ余人を・圧倒するほどの技の持ち主であることを証かす
【気】を・発散し続けて居られる様に・安堵するのです。
師・の存在というものは、
私の仕事においては、
とても・大切なんです。
私の年齢になりますと、
いろんなモノが・見えるようになります。
でも、
冷めた感情・ではありません。
物差し・が確立したからかも・しれません。
ただし、
その・物差しが・時代の普遍と・一致している訳では・ありません。
で、
歩いてきた道から・得た物差し・ですから、
容易に・変えることは・できないのです。
そんな際に、
師の姿が・鏡として、
必要に・なるのです。
目には・見えない山が・人生には・多く・存在しますが、
なんとなく、
今年も、
一山・超えた・安堵感を、
師の認めた・文字を・追いながら、
感じた今日。
時は・無常です。
労り・もなく、
淡々と・過ぎていくに・身を任せるほか・ありません。
今年は、
新型コロナウィルスに・翻弄され続けられた1年でしたね。
しかし、
この非日常が、
多くの事柄を・変えるキッカケに・なったのも・事実です。
実際、
三枝デンタルオフィスは・大きな出費を強いられたものの、
感染予防に関しては・最強の設備・体制を整えることが・できました。
が、
気が張って・気が張っての、
緊張の連続は・現在進行中で・あります。
予感が・するんです。
あ〜・また・ぎっくり腰に・なりそうだ!
じわじわと・疲労が蓄積しています。
ですから・最近は、
夜は、
映画ばかり・鑑賞し、
ストレス発散に・努めているんです。
数年前から、香水を使うように・なりました。
エレベーターの中で、
男性の・加齢臭に・閉口したからです。
以降、
テレビなどから、
加齢臭という・単語が・耳に入る度に、
身構える・ようになりました。
で、
アレコレ・試して、
ボディーソープは・パヒュームを。
コロンは、ディオールのソバージュを。
で、
なんとか・加齢臭とは・縁が無い・安心した社会生活を営んでいます。
そんな平和な日々の中で、
50歳になる友人が・何気なく語った・彼の日常に、
仰け反った・のです。
化粧品は・女性だけが使うもの・と硬く信じていた私。
ところが、
硬派に属する・この初老の友人は、
日常的に・朝晩・化粧をしているのだと。
理由は、
患者さんの前で・カサカサした乾燥した顔は・見せたくない。
実に・もっともな・考えです。
で、
アドバイスを・聞き入れて、
遂に、
化粧乳液を・恐る恐る・使ったのです。
58歳を前に、
遂に・わたくも・アンチエイジングに・挑むことになりました。
この季節になると、
ソワソワするのです。
クリスマスを待っている・子供の心境ですが、
別段、
クリスマスを・楽しみにしているのでは・ありません。
私の意識は・年末ジャンボ。
仮に・当選したら・どうしよう!
どうしよう・と言いつつ、
天にも登る気持ちで、
本当に・心臓が止まるかも・しれません。
床に就いた刹那、
1等前後賞セット・なんと虫の良い話・なんですが、
当選した前提にて、
何を買おうかと・
思案したところで、
爆睡して・いるようです。
このような毎日が・30日まで・続く訳です。
何故・健康保険治療をしないんですか?
しばしば・尋ねられます。
そりゃ、
窓口は・一応・健康保険の歯科医院を装って、
初診料・レントゲン・検査は、健康保険で対応して、
しっかり、
経営の基礎部分は・確保する。
で、
メンテナンスと称して、
善良なる歯科衛生士を酷使し・稼がせる。
トドメは、
デンタル・コンシェルジュ嬢・ってんですか⁉︎
デンタル・カウンセラー嬢?・でしょうか。
マネージャー・って言うんですか?
そう言う・無資格者に、
善人たる・罪なき患者さん・に対して、
自費治療を・お勧めする。
そりゃ・楽でしょうね。
でも、
それを、
罪の意識なく・できるのは、
余程・育ちの悪い輩だと・私は思いますよ。
それと、
仮に・私が・健康保険の治療も・取扱いますと、
他の・歯科医院・潰レちゃいますよ。
だから、
私は・このスタイルなんです。
私は新聞、テレビニュースを・ほぼ・あてにしていません。
これは、東北大震災の際の教訓です。
新聞購読は・辞めましたし、
テレビも・引いていません。
インターネットで、
観たいジャンルのものを・選んで・観るだけです
情報収集の手段は、
インターネットのYahooページの冒頭の帯タイトルが、
視界に入る程度。
そのくらいで、
世の中の・雰囲気くらいは・つかめますから。
興味のある事象については、
国が出す【白書】を購入し、
統計学的な検証を得た・事実を見ます。
あるいは、
専門誌なりを・購入し、
自分の納得するまで調べます。
インターネット情報など、
風のようなものだと・思っています。
トヨタ自動車の豊田章夫社長が、
国の・脱ガソリン車宣言に・噛み付いた!
私は・大いにエールを送ります。
この国における電気自動車の割合が増加すると・いうことは、
大量の・火力発電が・必要だと・いう事です。
そこから排出される一酸化炭素の増加を考えれば、
電力は・原発推進に邁進しなければ・なりません。
私は・筋金入りの・原発否定派ですから。
加えて、
自動車は・単なる交通の道具ではありません。
モノづくりの・宝庫なのです。
自動車の開発・製造業を通じて、
さまざまな・テクノロジーが進化します。
政治家の小泉進次郎氏が・ステーキを食していたのを、
一酸化炭素排出と重ねて批判された時が・ありましたね。
情報と・報道は、
現在では、
異なるものと・考えています。
新型コロナウィルスに関しても・同様です。
理性を持ち、
自分で調べて、
自己責任での・行動。
だからこそ、
情報の質が・大切なんです。
新潟で青春期を過ごしました。
しんしん・と、
雪は、
音もなく、
空から・降ってきます。
で、
気がつけば、
先程までは・地面を薄らと被う程度であったものが、
窓の高さまでに・と言う具合。
雪国での生活は、
さまざまな事を・教えてくれました。
私が・歯科医学に・埋没できますのも、
この時代の・暮らしがあったからだと。
昨日は・遅くまで・診療していました。
セラミック・クラウンの・歯型を採っていたのです。
歯型を採る際には・前準備が大切・なんです。
それこそ、
雪が・しんしん・と静かに・降り積もるように、
作業が・進められます。
で、
一気呵成に・歯型剤を・歯に注ぐのです。
そのような・毎日の・繰り返し。
不要・不急の外出を控える・という【新しい習慣】に、
狼狽えた・今年の前半。
しかしながら、
人は【環境に順応する生物】という性状が・正に的を得たモノであったと。
この頃は、
新しい時間軸の中で、
過ごすことから・大きな意味をも・感じています。
私の仕事柄、
人との【濃厚接触】が・非常に大切な・診断の手順ですから、
ソーシャルディスタンスなどという・呑気なアクションは採用外です。
それならば、
どうやって、
通常の医療行為が実践できるのか?
ある意味、
考える連続の・1年間でした。
また、
本当に歯で困った時の歯科医院を・声高らかに謳っています。
本当に歯で困った方の・あまりにもの多さに、
驚愕した・1年でも・ありました。
ただ、
とても・安心したんです。
まだまだ・私は・大丈夫だと。
今まで通り、
歯への大きな情熱は、
他の同業には・負けることは・ないだろうと。