根管治療の・第1歩
先日の朝、 急な・お電話が・入りました。 21歳の女性の・お母さんからです。 御令嬢は、現在、東京の大学の学生さんです。 痛みは無かったのですが、 少し・歯が欠けたように・感じたので、 都心の・歯科医院に通院したそうです。 で、 結局、 神経を取ることになり、 なぜか・痛みが・出現! この痛みは・消えるどころか、 ますます・激しくなり、 なんと、 1ヶ月以上! 神経をとる治療が・続き! ソレでも、 未だに・痛みが消えない。 お粥の・日々が・続いている・との事でした。 で、 数週間前に・故郷である高松市へと帰郷し、 PCR検査を受け、 陰性の判定が出てから、 高松市の・某歯科医院へ・転院。 しかし、 一向に・痛みが消える・兆候は・ありません。 【本当に・困った時の歯科医院】 三枝デンタルオフィスの存在は、 高松市は・狭い街ですから、 認知度は・高いのですが、 健康保険の効かない・高い歯医者さん、 セレブ専用の・歯医者さん、 全国から・患者さんが・来ている・不思議なところ。 そのように、 知られて居るようで、 地元の人々からは、 敷居が・高いと・思われているようです。 でも、 娘の歯は・絶対に変だ! やはり・母親の愛情は・ビビッと・きたんでしょう。 それで、 私への・依頼と・あいなった・という塩梅。 急なお電話でしたので、 診療が・終わってから・御出でいただきました。 初診時のレントゲン写真です。 これは・若い歯医者さん・ですね? そうです。 高松では・私くらいの年齢の・歯医者さんでしょう⁉︎ そうです。 そんな・やりとりを・したと・思います。 根管治療を行う際には、 各ステップ事の・決まり事・が・あります。 その全ての・ステップが・できていない・ようです。 写真は・全てを・物語ります。 先ずは、 歯を削って・穴を開けるんですが、 そのデザインが・全く・ダメ! 次いで、 神経のある部分の周囲は・象牙質が壁の様に 押し出して・きてるモノなんです。 その・押し出し部分の・処理が・全く・できていません。 天蓋の除去・根管口の明示の・不備。 そこに、 グイグイと、 ニッケルチタンファイルで、 根管内を・突き回った・痕跡が、 レントゲンで・見えます。 見えない・歯医者さん・だったら、 根管治療を・しないでくださいね。 で、 ラバーダム防湿を行い、 彼女は・初めての経験だったようですが、 私は・私の根管治療を 静かに・進めて行きました。 その日・私が・根管の拡大形成した・レントゲン写真です。