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週休2日制

新型コロナウィルスからの・感染防止対策に

気を遣って・気を遣って、

もう・1年半に・なりましたね。

これは・大変な期間です。

まだまだ・先は・見えません。

序でに、

母を・引き取って・4ヶ月が経過しました。

穏やかなる余生を・過ごすことが出来るように・と云う、

心優しい・私の気遣いも、

相当なる・エネルギーを要するんだ・と云うことも、

実体験している・最中です。

ここで・私が倒れたら・大変な事態になるぞ!

58歳にも・なって初めて・自分の肩に掛かっている

大きな責任に・気づいた・と云うマヌケな私・なのです。

そこで・大きく考えを・一変し、

ようやく・週休2日制を・採用した訳です。

無論、

診療所は・昔から・週休2日制でしたけれども、

それは・スタッフの・話し。

私は・一人でも・悠々・診療できますので、

働いて・いたのです。

で、

この制度を実行してみて、

1日は、

何かしらの・野暮用、雑事にて、

完全オフには・できないのが・経営者である・と云うこと。

でも、

日曜日は・完全に・休んでますよ。

1日・家から出ることは・ありません。

ひたすら・寝る。

起きては・ダラダラしつつ、

再び・寝る。

そうやって、

身体を・休めるように・努める歳に・なったんですね。

根管治療

先日の・東京の大学生のお嬢さん。

バッチリと、

診療所を後にした頃からは、

痛みは・消失したようです。

で、

最後の・シメは、

根管充填です!

診る眼の無い・方には・気づいて・イタだかなくても

構いません。

これが、

伝統的な・日本歯科大学保存学の・根管治療です。

今後の・ステップは、

吉祥寺開業の・小出明医師に・託します。

私の手術

一昨日、

84歳の女性の・下顎に、

インプラントを多数・埋入する手術を・執刀しました。

事前の歯科的診査を十分に・行うと共に、

内科的診査も・徹底したことは・云うまでも・ありません。

女性は・強いですね!

インプラントをご希望された際に、

私の方が・躊躇したのです。

全く歯が無い・患者さんです。

無惨な・総入れ歯にて、

粘膜はもちろんのこと、

歯槽骨、

顎位、

全てが・狂っていました。

何度も・何度も、

歯型をとって、

模型の精度を追求しながら、

本来の・患者さんの・噛む位置を・見つける作業に、

相当な時間と・回数を・費やしました。

その治療の・進行過程の中で、

入れ歯より、

インプラント!

そんな・お気持ちに・変化されたのです。

その方は・神主さんです。

治療の際に、

少しずつ、

私に・お話し・して・下さるように・なりました。

先生の診療所は、

出雲屋敷のお祀りと、

伊勢の・猿田彦神社の・方よけの・お祀り。

古来日本の伝統的スタイルで・神様をお祀りされているのですね。

でも、

先生・カトリックでしょっ❓

その際に、

改め・なかったのですか?

私ですか?

あったり前・じゃ・ないですか!

そんな・不義理は・できませんよ!

今まで・お世話になりましたモノを、

今日から・カトリックに改宗したので、

もう・結構です!

そんな人・信仰の意味を・ご理解して・おられない!

私は、

神さまの・存在を信じて・います。

その・神さまを・尊ぶ姿勢が、

方法が・代わっただけで、

根っ子の・部分は・変わって・いないんですよ。

カトリックの方が、

私に・安堵感を・分かり易く・入ってきたんです。

私の大切な・診療所。

神様に・護っていただく!

そういう気持ち・ですかね。

で、

私が・大きな手術を・執刀する際に、

決まって、

カトリックのミサのライブCDを・流すんです。

この神主さんに、聞きました。

構いませんか・と。

微笑みながら、

私も・異国の神さまの・お祭りの中を・体験したいと

お答えに・なられました。

手術は、

教会の鐘の・讃美歌から始まり、

メスを入れる時は・栄光の讃歌あたり。

インプラントの埋入というクライマックスには、

背後で、

最後の晩餐を再現する・ミサのクライマックスが。

縫合が終わり、

患者は・おっしゃいました。

すごく・落ち着いた・気持ちで・受けられました。

私は・確信しています。

患者さんへの・最大の鎮静方法は、

医師の・対応に在る・と。

おかげさまで

一昨日の夕刻から、

緊急の用事にて、

神戸へと。

外部との接触を避けながら、

気が・張って・少々・疲れました。

街は、

私の知る・神戸では・ありませんでした。

みんなが・控えているの・ですね。

そんな中、

今日、

母は87歳の・誕生日を、

恋焦がれた・讃岐高松にて・迎えることが・できました。

父は86歳で・天に召されましたので、

私は・追い抜いて・しまったのね!

あなたに・迷惑かけるね!

そんな・台詞は・未だに・シッカリと言えるので、

内心、

少しだけ・安堵しています。

神戸からの帰宅の折に、

淡路島のサービスエリアへと、

厳重武装で、

立ち寄って、

何か・お土産は・ないかしらっ・て。

お菓子は・買い与えた量は、

即日・完食してしまいます。

食べることは・お任せください!だねぇ。

いくらなんでも、

食べ過ぎ・なので、

幼児の玩具コーナーが・視界に入り、

猫の抱き・ぬいぐるみを・見つけて・買い求めました。

無邪気に・喜んで・ましたねぇ。

日に・日に、母は・幼児に還って・いるんですね。

ただ、

毎日の・朝1番の・台詞。

あなたは・仕事は・絶対に・大丈夫!

自分に・厳しい人だから。

インプラント治療への自信

地元の歯科医院の・ホームページを観て、

チョッと・キザで・申し訳ありませんが、

生まれ・育ちが・よいもんで、

私は・恥ずかしくて、

ああいう自画自賛は・できません。

また、

医療機関は・患者さんのプライバシーを・死守する所。

【患者さまの声】なるインタビュー形式の記事ですか?

出す方が・下品なら、

出る方も・お人好し。

私の診療所には、絶対にあり得ない・ことですね。

症例数も・凄いですよ!

盛りすぎ・だよね。

ああ云う・自分だけの創作。

どういう心臓の持ち主・なんでしょう?

凄い・自信にだけ・脱帽。

お会いする機会も・皆無でしょうが、

私と・面と向かって・遭遇する機会があったならば、

一度・聞いてみたいですね。

あんた・頭は大丈夫?

根管治療

歯科医師の世界では、

最近・再び、

根管治療が・脚光を浴びている様子。

しかし、

ファッション界と同じで、

メーカー側の・仕掛けでの・流行色しか、

私には・思えないのです。

と云うのは、

最新・最新と謳われる・器具、機材、

全く・必要性を・感じないからです。

私は、

抜歯した歯を・患者さんから・いただいて、

瓶の中に・保管しています。

で、

時々、

色々な・方向からレントゲンを撮影して、

画像と・実物の【差】を・見つけて、

レントゲンの読影のトレーニングを・行います。

あるいは、

抜歯した歯で、

根管治療の練習を・行います。

手にとって・行う訳ですから、

細かな・テクニックが、

正確に・できると・思ったら・大間違い。

根管の解剖学は・とても・とても・複雑なのですよ。

根管治療の技術の向上のための・最低条件は、

根管の解剖を・どれだけ熟知しているのか!

に・かかっていると・確信しています。

新型コロナウィルスの影響にて、

退屈だ!退屈だ!

と・ボヤいて・いても・仕方ありません。

今こそ・自己研鑽の時期だと・思います。

歯は・語る

先ほど・ご紹介した・症例。

さぞ・その異形に・驚かれたこと・でしょう。

人生は・楽しい事ばかりでは・ありません。

歯を・食いしばって・生きる。

過剰なる・ストレス下に・晒された・結末。

歯槽骨に・大きな・変化を顕すのです。

歯科医師は、歯だけを・診てはなりません。

人の・心の内に、

あたかも・浸透する【水】のように・変化して、

患者さんの・病の原因究明に努め、

共に、

解決策を考え、

共に、

患者さんのために・祈りを捧げなければ・なりません。

歯は・語ってくれるのですから。

それが、

歯科医師の・仕事。

総合歯科診療

凄まじい・口腔所見です。

上下・顎全体、

粘膜部分にも、

痛みを・訴えて・来院された・女性です。

さまざまな・丁寧な・手当てにて、

ここまで・激変・しました。

写真は・仮歯の・状態です。

最終修復は・もう少しです。

患者さんの・当初の痛みは・消失しています。

歯科医師人生を・歩んで

歯科医学が、私の世界・全て・でしたので、

それは、ソレは・人生を堪能しているんだろうと・思います。

が、

悩み、苦しみ、怒り、

そのような気持ちを抱く時も・あります。

楽しい、嬉しいこと・ばかりでは・ありませんよ。

仕事・ですから。

ただ、

歯科医師として・誠実に・生きた・という自負は・あります。

そのことで、

歯科医師だからこその【眼】と【勘】が、

自ずと・身についたと・思います。

ソレが・私をカトリックへと誘ったのだと・思います。

人として、

赦す事が・1番・大切なんじゃないか!

そんな風に・感じて・生きています。

副作用

新型コロナウィルスのワクチン接種した昨日、

空は・珍しく快晴。

マリリンとラッシーを連れて、

結構・遠くまで散歩するという・長閑な平日の休日を楽しみました。

週休2日制・今では・当たり前な習慣なんでしょうが、

母を引き取ってから、

歯科医師になって・初めて採用したのです。

スタッフには・お休みを与えても、

私は・ずっと・働き尽くめ・でした。

医者が・休んでて・どうする!という気持ちと、

もっと・もっと・上手になりたい!

その気持ちが・重く・大きく、

私の背中を・押していたからです。

最近の母は、

虎屋の最中を買って来て欲しいの、

黒糖かりんとう・が食べたい、

山形の佐藤錦を買って来て、

などなど、

食べることなら・お任せください!

という看板を・立てようかしらと、

コロコロと・笑うように・なりました。

新型コロナウィルスの予防接種も、

息子より早く・受けて、

母は・人生の最終章を、

幸福に包まれていると・思います。

母とは・縁が薄かったのです。

私が42歳の歳に、

常人ならば・決して生涯・許すことのできないことで、

私の人生は・大きく軌道修正する羽目になりました。

ただ、

その経緯から、

私は・生きる強さを・身につけられたのです。

戦う前に・自己の実力を養うこと。

戦うには・鉄砲と弾が・いるんだぞ。

補給線も・大切だ!

全てが・整うまで、

じっと・頭を下げて・耐えろ!

そう・言い続けて・時を重ねて・きたのです。

無論、

私の云う、

鉄砲と弾と云うのは、

歯科医師としての・実力です。

本業の・絶対的安定こそが・私の武器である!

そう信じて・歯を食いしばって・修練したのです。

今、

私の技術と・診断は・絶対的に・安定した強さを持っていると

思って・います。

歯の病は・治せますから。

私さへ、

健康に注意していれば、

後進に・追い越されるという・脅威は・皆無です。

今の若い歯科医師たちは、

上質で・上品な環境を・経験したことが・ないのでしょう。

パリの・バンドーム広場のホテル・リッツでの

ブラックタイのディナーとか、

モナコでのカジノ。

優れた空気が・人を創ることを、

この歳になって・よく分りました。

物を観る眼は・三代かかル・と言いますが、

今こそ、

若い歯科医師たちの云う、

根拠と・予知性のない・言葉だけの・最新治療に、

私は・嘲笑しながら、

その後始末に・明け暮れて・います。

ですから、

患者さんが・増える一方です。

生きる時間を・重ねる過程にて、

カトリックの洗礼を・受けたのが55歳の・復活祭の夜。

神様が、

許すことを・お導きになられたのだと・感じています。

毎日、毎日が、

別の意味での・新しいことの経験の連続。

自分を長持ちさせる生活へと、

徐々に・移行しつつ、

胸に燃え盛る・歯科医学への情熱のエネルギーとの調和。

これが、

この数年の・課題だと・工夫しながら、

リズムを作っています。

で、

あれっ・起床してから、

左の肩が痛くて、上り難いぞ。

困った!

そういえば・昨日・ワクチン打ったんだっけ!