厚生労働省がホームページの規制に・
乗り出した訳が・
良く理解できるのです。
ホームページなどで、
インプラント経験症例数・数千本って記載している歯科医師を見かけます。
趣味でドラムを叩くのは微笑ましいことですが、
医療に関して【ホラ】を吹いては・イケマセン。
私はインプラント業界30年です。
インプラントの黎明期から、
インプラントメーカーと二人三脚で、
インプラントの普及に努めてきた自負が・あります。
何処の医院のインプラントが・どの程度の症例数なのか・なんて、
直ぐに判るモンです。
また、
自分の経験を踏まえても・です。
インプラント治療も経験は・必要です。
ただ・数では・ありません。
正確な手順を踏んで、
正しいインプラント治療が行えたか・どうかの数が・
本当は大切なのです。
上の顎には・歯が全く・ありません。
75歳の女性です。
食べる楽しみの・お手伝いも大切ですが、
老衰を迎えた時も・考慮して、
インプラント治療を行うことが、
歯科医師の責務です。
あくまでも【正統派】の総入れ歯をお造りさせて頂いて、
その上で、
総入れ歯の支えとして、
インプラント治療と併用した総入れ歯治療に・しました。
高齢者の特徴として、
若い頃のように・上手く【摂食・嚥下】運動が、
徐々に・できなくなります。
そのような時に、
インプラント治療と総入れ歯治療の併用は、
大きな【救世主】に・なります。
虫歯治療には・虫歯治療の原理原則が。
高齢者医療においても、原理原則が。
そのために、
私たち歯科医師は・沢山の治療オプションを持たねば・なりません。