歯科医師のホームページを閲覧すると、
マイクロスコープ、
インプラント、
根管治療、
神経を採らないクスリで治す治療、
噛み合わせ治療、
などなど。
何が専門だかサッパリ判りませんね。
で、
トドメが○○治療専門医なんだそうな
根管治療専門医って、
よく目にします。
根管治療を守備範囲とする
歯科保存学の大学院博士課程を修了した私ですが、
恐れ多くて、
根管治療専門医などと、
大それた台詞を言えません。
インプラント治療においても、
若い時分に、
多くの縁を頂いて、
その分野で沢山の雑巾がけして
今日に至っています。
私はインプラント治療のエキスパートである自負を持っています。
でも、
インプラント至上主義者ではありません。
ブリッジも入れ歯も、
同等の大切な治療手法だと考えています。
ですから、
私は総合診療科の歯科医師だと思っています。
ただ、
根管治療専門医を名のるからには、
少なくとも、
大学院博士課程で歯科保存学を専攻した実績くらいは
最低条件だと考えています。