母校の学生さんから電話を受けました。
高学年の学生です。
病院実習の際に、
私が来る度に、
自分の削った歯を手にし、
評価する私の顔を、
恐る恐る観ていた表情を
可笑しく、
思い出します。
この学生は、
とても、
否、
ほとんどの病院の医師以上に、
上手に、
歯を削れるようになりました。
私の推奨する書物は、
ほぼ読破したことも、
私もプロですから、
見抜いています。
で、
先生、最近はブログの更新の頻度が悪い!
頑張れないじゃないですか!
教育効果って直ぐにはでませんから。
三枝さん、ジックリと、焦らず、
学生や医員を観てやって下さい。
学部長から、
しばしば言われる台詞です。
確かに、
そうかもしれません。
学生に正直に伝えました。
右の肩を傷めてね。
大学病院での診療って、
私の身体には負荷が架かるんだよ。
設備が全く違うからね。
いつもは、
私は計算し尽くした環境設備配置で、
診療しているんだよ。
でも、
大学病院では、
そうはイカンからね。
それでも、
三枝デンタルオフィスでの治療結果を、
君らに披露せねばならないだろ?
私の診療チェア1台で、
大学病院のチェアは4台は買えるからね。
座って診える世界が、
三枝デンタルオフィスと大学病院では、
全く違うんだよ。
でも、
君らに、
最高品質の結果を見せようと、
君らが私をオダテルからね。
毎日の診療で手を完璧に動かさねばならんだろ。
あの、
キーボードを叩くって、
結構と肩にズシンとくるんだよね。
昨日の手術も珍しい手術だったし、
一昨日の手術も、
さるスーパースターの手術だったから。
本当はブログに載せたかったんだ。
が、
疲れて、
疲れ果てて、
ごめん、ごめん。
で、
今、勉強の方はどうなんだ?