師弟


大学院を卒業し、

数年。

自分の足腰の弱さを痛いほど実感し、

レイモンド.キム先生と内藤正裕先生の門を叩きました。

以来25年。

私は未だに未熟者。

講演が終わり、

おい!三枝!

手招きする師匠。

で、

ご自身のスーツに着けていたアクセサリーを外し、

私のスーツの襟へと着ける師匠。

私は嬉しくて、

涙が流れるのを我慢していました。