最初の一歩


中学に入学した娘の寮生活が始まりました。

寮は個室ではありません。

他の生徒さんとはカーテンで仕切られた空間に、

ベッドと棚が在るだけです。

学習室に各自の机が用意されており、

毎日の勉強は其処でするようです。

携帯電話は夜の9時に寮母さんに預けると云う規則です。

私は心配で心配でなりません。

テーブルの娘の座っていた場所が空いています。

何気なしに、

其処を見てしまいます。

時計を観れば、

娘は何をしているものぞ?

と、云う塩梅。

後悔半分以上、

諦め少々。

そんな私です。