夢を追いかけて


高校2年の年末まで文学部志望であった私が、

対極の理系である歯学部に転向したのは、

寺社の僧侶から発せられたる或る一言からでした。

人生とは誠に摩訶不思議なものだと、

転がり、流されるかの如く、

今日に至った道程を振り返り、

それでも此れで良かったのだと、

時に感じるのです。

歯科医学に対する興味は未だに変わりありません。

それほど迄に、

歯科医学とは魅力ある世界です。

これは止めろと言われても、

到底、耳を傾ける訳には参りません。

それでも、

やはりキチンと文学を修めたいと云う気持ちは

益々、盛んとなっているようです。

社会人枠での大学にて学ぼうかと。

万葉集をジックリと、

そんな近況です。

いつまでも夢を追いかけるのが、

男子であることと、

私は、そんな風に考えています。