クチコミ欄の実態


正午前の30分ほど、

東京から広告代理店の方が会いたいと云うので、

断っても生意気な奴だと思われては面倒だと、

時間を空けていました。

その類いの話しは多いので、

何処のどなたであるのかスッカリ忘れていました。

で、

時刻ピッタリにお越しなられた30代前半に観えるイケメン風営業マン。

院長室から営業マンの待つ診療室へと向かった際に、

玄関土間の靴を観て、

?????

診療室前にて一言。

「 あなたもヒトカドの営業ならお靴をお直しなさって」

「 うちのスタッフは営業の方の下足番ではありません」

その男性、すっ飛んで玄関へ向かったのです。

それから出直しのご挨拶。

名刺交換のあと、

「 で、何の会社?」

会社概要を前に説明が始まって、

某大手美容外科などのブランディングを行っておられるとの事。

実際の病院名も仰って居られました。

「で、うちにどんなブランディングを?」

と、問うと、

それはですね!

延々と説明された内容は、

インターネットのヤフー頁の知恵なんとかと云う処に、

ここのスタッフが私の診療所の評判を良いように書いて下さるんだとか。

「 それってヤラセですよね」

「 それはダメだよ」

もっとマトモな話しを望むと、

自らのマウスを忘れ物して、

帰ってしまいました。

インターネットのクチコミってこんなんが実態なのだと。