忙しいから、なかなか手が回りません、
と云う台詞が嫌いです。
なかなか手が回らないことが、
私にも在ります。
それは確実に、
気が重いことだから回らないのです。
私の場合ですが。
気が進むことは、
どんなに忙しくても即座に着手していますモノ。
忙しいことは良いことだと思うのです。
過重労働だとは思ったことはありません。
過重だと感じるのは、
その仕事に不向きだからだと思うのです。
といって、
不向きな仕事って何でしょう?
それじゃ向いてる仕事って何でしょう?
私は凡人です。
特技はありません。
在れば幼年期に、
他人から、その分野で天童と呼ばれていた筈ですから。
私なんぞ、
叱られて押入れの中に入れられた際に、
逆ギレして、
押入れの中でオチンチン出して、
押入れの中じゅうにオシッコを撒き散らしていましたモノ。
縁が在って就いた仕事が歯科。
歯科と云う仕事に自分の方を遭わせて来たと思っています。
向いてる仕事なんかじゃないですよ。
歯科医師の息子ではありませんから、
歯科の仕事を熟知していませんでしたモノ。
一生懸命に自分を変えてきた自負は在ります。
ずっと、
ひとかどの歯科医師になりたいと云うのが、
私の青春期からずっと持ち続けてきた夢ですから。
仕事って、
どんな仕事でも重いモノだと思います。
死ぬくらいシンドイのが仕事だと思います。
押し潰されそうな位の負荷がかかります。
それが仕事です。
それで自ら負けてどうするんだよと。
仕事って、
他人との競争のようで、
実際は自分との我慢比べだと思うのです。
だったら、
トコトンまで楽しもうと、
そんな気持ちに、
いつ頃かからなったのです。
今は歯科と云う仕事と私は一体だと、
そう感じますね。