私の診療所


私は1日に診療する患者さんの数を、

最大7人と決めています。

其れは、

患者さんに使用する機材の滅菌の限界だからです。

この辺りの根拠の詳細は、

昨年末の週間ポストや週間現代が特集を組んで

丁寧に解説していましたので、参考にして下さい。

また診療台を治療で使った後、

直ちに次の患者さんを座らせるのは、

不潔極まりない暴挙でしかありません。

消毒などやホースの取り替えなどで

少々準備に時間を要します。

医療機関において最も大切な事は、

院内感染の防止です。

その様な意味合いで、

私の診療所の規模と経費との兼ね合いから、

1日に最大で7名と算出されたのです。

週刊誌にも確かに同じ数であったと記憶しています。

ただ7名まで診察できる日は少ないと云うのも現実です。

治療内容によっては、

凄く時間を要する患者さんが多いのですもの。

1日に1人や二人って日も多いのですよ。

1日の診療の内容にはメリハリを付けています。

特に神経をすり減らすマイクロスコープを使う根管治療は1人だけで、

ギブアップです。

根管治療の後の患者さんには、

入れ歯の歯の型を採ったり、

詰めて行う治療と云うよりも、

造作的センスを要する治療を入れています。

で、その後の治療には、

神経を遣う手術を、

で、その後の患者さんは抜歯などの比較的簡単な治療をと、

云う工夫しています。

歯科医院において大切なのは、

高水準に至る治療を常に提供できる事です。

そのような意味で、

私の診療所は日々進化し続けています。