ごめんなさいって


診療所前の菊池寛通りの街路樹は

落葉樹であることから、

あたかも枯れ木の装いでい、

そういうことから、

外気と同じように寒々しい気持ちが

一層強くなる事から、

今時分は努めて視線を向けぬようにしています。

しかしながら、

ふと、枝のアチコチに小さな小さな

鮮明なる緑の芽が吹いている事に

今しがた気づいて嬉しい心持ちになったのです。

春は確かに、

そこまで訪れています。

明日の若草山は如何な装いであろうか?

と、

楽しみが1つ、

加わったことに喜ぶ平凡な週末を過ごしています。

古いアルファに装備されたプレイヤーは、

カセットテープとラジオだけ。

そりゃそうだ。

当時はCDなどありませんでしたもの。

純正のプレイヤーを取り替えようとしたら、

車屋さんから叱られました。

オリジナリティが壊されると云うのが理由でした。

そりゃそうだ、と。

で、

通信販売の好きな私は早速、

CDからカセットテープへの録音できる機材を購入したのです。

診療している傍らに、

秘かに録音が執り行われています。

森高千里とプレスリー。

序でに、

石川さゆりと都はるみ。

娘に今度パパの運転で学校に送ってやるよ!

と、伝えたら、

あの曲懸けられたら、

のけ者にされてしまうから、ごめんなさい!

って。