私の履歴書 5.


ブログの読者の方って面白いですよね。

昨日のブログのなかで、

東北大震災の際に

東北から離れた私の診療所の患者さんが減った訳と、

何故、暇になったらスタッフがバカにするのか?

というご質問を多く頂きました。

本当に真面目に読んで下さりありがとうございます。

元来から私の診療所の患者さんは遠方の方が殆んどです。

で、

殆んどが会社経営なりの方、

そしてそのご家族。

歯医者選びの条件を、

近い処で、

通勤から便利な処で、

ということでの患者さんは

私の診療所には、今でも皆無です。

製造業の患者さんでは、資材が手に入らない。

客商売の患者さんは、放射線の影響で商品が売れない。

当時、私の患者さんの大勢も経営が大変だったと思います。

自然災害に無縁の香川県の人には

実感湧かないのも判ります。

県内の患者さんが少なかったので、

県内の景気には左右されませんが、

当時は、どうなるのかと。

スタッフがバカにする理由ですか?

これは、そのスタッフ個人の性格、価値観でしょう。

たまたま、そういう人を過って雇用してしまったってことです。

私の診療所のスタッフと聞けば、

普通なら世間体は良いと、

自惚れです。

でも、本当だと思います。

が、

患者さんが来ないから、

支払いに苦労しましたもの。

決まって出てゆくものは減りませんから。

私は思うのです。

楽して稼ごうとか、

良い格好して稼ごうとか、

そんな時代を何処かの時期に日本人が作ったのでしょうね。

不労収益という言葉がありますが、

私は嫌いです。

ですから、

私は株式投資は全くしませんし、

職人が楽してお金を手にしてはならないと、

今でも本当に思っています。

私は患者さんに対しては、

みんなに労いの気持ちでもって、

で、

年長者には敬意を払います。

年少者へは懐で包み、胸を貸す気持ちで接します。

対患者さんは、

人と人との触れあいだと思います。

患者さんの懐具合などに気持ちは行きません。

お金持ち故にの特別扱いはしません。

私が治療を請け負うと決めたなら、

私は患者さんを慈しみます。

歯のことでなら、

生涯、私の背中で背負う気概で、

私は仕事を請け負うのです。

ですから、

私は診療出来ないと、

お断りさせて頂いたことも、

後味悪い経験もありました。

どうしても私が、その気になれず、

他の歯科医師に診察して貰う方が良いと思ったからです。

お金じゃねぇよ!てな、

反骨精神はあります。

それは、

私の中での理想の歯科治療の形が在るのだと思います。

ただ、

まだまだ満足してはいません。

私が開業した当時から

私の夢は続いています。

ですから、

若い歯科医師の先生方には

決して勘違いして頂きたくないですね。

私はお金儲けのために仕事はしていません。

コツコツと、

ボクトツに、

地味な仕事が歯医者の仕事です。

手の先で、

思うような手当てが出来た時の

満足感のために、

私は時間を積み重ねています。

振り替えって観ても、

残った財産と言えば、

診断力と、

手先の自由さ、

それだけです。

私は、それで十分に満足しています。