チョッと一服


11時からスタートした上顎洞底挙上手術が、

今、終わりました。

現在12時15分です。

術後のレントゲンの現像を待っています。

この手術の際には、

私はカールツァィスの8倍のルーペを好んで使います。

マイクロスコープは使いません。

ルーペの方が機動性がありますので。

上顎洞の内部は、複雑な形状に富んでいます。

色んな方向から、

洞の内部を覗いては探り、

探っては確認の繰り返しです。

マイクロスコープのように、

ドンと鎮座してでは、

治療時間がヤタラと長引きますので。

骨は空気に触れる時間が長ければ長いほど、

術後に縮みます。

ゆっくり手術は、骨には優しい手術ではありません。

身体の姿勢も、

アチコチ歪めて、

施術してるんだと思います。

疲れました。

が、

次もインプラントの患者さんが入っています。

ゆっくりもできません。

そんな時に、

コイーバで一服。

至福の時です。