昨年より
中国の企業の顧問を務めている。
まあ、名誉職の様なものではあるが。
彼の地の人と係わりをもって
何処の人間であっても
大差無いわなと
思うに至った。
得てして、
新聞報道等に於いて
彼の国の
無謀振りに
腹立たしい想いを描く。
が、
個人との付き合いに於いては
意外な事に
不愉快な想いを
感じる事は無い。
非常識で不快なる人間は
案外、我同胞の方が多くなってきた傾向に
在るかもしれないと
考える時、暫しである。
何故に急にその様な事を
記すのかと云えば
或社団法人から
中国の富裕層の
我が国での医療享受の
手助けの協力を
要請されたからである。
私は歯医者である。
一般医科の現状には疎いが
病人の治療の手助けと云う話であるから
何とか力になろうと思っている。