本末転倒な治療


【3DS】治療という治療方法があります。

ミュータンス菌とPG菌に狙いを定めて、

その殺菌剤をマウスピースに満たして治療するという考え方です。

私の診療所はプラークコントロールを徹底しています。

その際に、

前医か誰だか判らない無知識人や不器用な歯科医が入れた

まさに虫歯と歯周病【製造機】とも言うべき

不適合クラウンなどの修復物の入れ替えに

ヒィヒィ言う毎日でした。

酷いクラウンなどは、

削った歯との境目が1ミリ近くもある凄まじいモノもあります。

こんな隙間だらけのクラウンを入れておいて、

さぁ磨け!

歯磨きは大切だ!

は、無いものだ!と、

私はあまりにも下手くそな歯科医の治療を診たら、

その名前を患者さんからソッと聞いています。

だいたい同じ人たちですね。

ホームページ上での凄い名医さんたちです。

話しは反れましたが、

虫歯はミュータンス菌だけの仕業ではありません。

歯周病もPG菌だけの仕業でもありません。

ご苦労様なことに、

患者さんにマウスピースを装着して頂いてて、

口の中にプラークの温床となる不適合なクラウンが多かったら

どうするんでしょうね?

一向にマウスピースの効果は発揮できませんもの。

だいたい楽して、

新しいモノに飛び付くのを、

落ち着きのない【おっちょこちょい】というんです。

医師に、その性格は不向きです。

いくら視点の優れた予防処置方法でも、

その適応を間違えば、

間違うというよりも、

阿呆としか言いようがありません。

ただでさへ、

歯科医過剰で不人気の歯学部です。

偏差値も悲惨なほど低くなり、

歯学部が理系の花形であった35年前の頃など、

誰も信用してくれません。

歯科医は馬鹿と思われないように、

お願いですから、

キチンと薬剤なり器材の添付文書なり、

大学時代の教科書をもう1度見直して下さい。