犬との暮らし


帰宅して直ぐ、

犬たちと遊ぶのが仕事のようになりました。

下駄箱脇の土間に鎮座して、

私がドアを開けるのを待っています。

そこからが、もう大変です。

遅かったじゃないか!

さぁ、遊べ!

てな処でしょう。

大きな身体ごと、

私に擦りつけて、

私の移動に遭わせてくっついて、

外出着を着替える際も、

両の脇からジャレついて、

着替えが終わった瞬間、

まとわりついて、

相撲をとったり、

寝そべって、

腹が撫でたり、

で、散歩です。

診療所の中の私は、

神経を張り積めて過ごしているんだと思います。

だから、犬と居ると落ち着くんだと思います。

散歩から帰ると、

習慣的に私が読書するのを

彼らは知っています。

私の足下で眠っていますので。

私の就寝時間は、

彼らの体内時計で支配されています。

それこそ時間になると、

パジャマのズボンの裾を噛んで引っ張りますもの。

で、半身は寝室へと。

私が健康で居られるのは、

彼らのお陰だと思いますよ。