当地も外気の冷たさが益々といった処です。
日の出前の朝の散歩も辛くなりました。
それでも犬たちにとっては楽しい時間。
相変わらず、
決まった時刻に私を起こしてくれるのは、
ありがた迷惑なのですが。
それでも一旦、
外へと出でれば気持ち良く、
身の引き締まる思いがします。
今週も週末は関西へと出張です。
私のような者でも、
必要として下さるのですから、
しんどい等と言えばバチが当たりますもの。
面白い話題がありました。
【金属アレルギー】です。
歯科治療には様々な金属を使います。
それでも時代でしょうか?
金属フリーが持て囃されている傾向の様ですね。
金属と言えばアレルギー。
そうのような短絡的な思考は、
歯科の定番とも言えます。
セラミックは金属フリー。
だからアレルギーの心配はない。
これは愚かの真骨頂ですね。
工学分野の専門書のセラミックの項目を
一度、シッカリと読むべきでしょう。
歯科医の悪い処です。
歯科のメーカーからの情報を丸飲みして、
疑うことをしないこと。
セラミックとは、
無機質と金属の集合体である。
これがセラミックの定義です。
セラミックの何処がメタルフリーなんでしょう?
私が通常、診療で使っている金属よりも
もっともっと、
イオン化傾向の大きい金属がセラミックには含まれています。
流行りのジルコニアは、もっと顕著ですよ。
常識的に考えて、
汗の出やすい夏場に、
ピアス、イヤリング、ネックレスの類いで、
ただしソレは、余り高額ではないモノで、
アレルギーが出なければ、
歯科金属アレルギーの心配はないと思います。
アレルギーがらみで、
セラミックを勧める歯科医には
商い的な意図を感じます。
そんなことを考えさせられるトピックスがあったものですから。