医療倫理


私の考えですが、

自分の子供を最後まで信じて見守り、

例え、その時は反発を受けても

黙って耐えて、

何時か理解出来る日が来ると

諦めない、

それが親の性だろうと。

これは家族全般や、従業員などにおいても

同じ事が言えると思っています。

其と、筋目を通すと云うことを

両立させることは、

更に忍耐が必要だと思います。

プツンと、切ることは容易いし、

面倒な、合わないなどと解決をはかることは

容易いのですが。

人の生まれ育ちも様々であり、

遺伝子や環境からの性格や思考回路が

それぞれに違いが在ります。

社会における人の営みほどに難しいモノはありません。

手を焼き、匙を投げたい心境も

しばしば経験しますが、

其れでも、

人を許し、受け入れると云う処が

私らの仕事にとっては、

大切な必要条件だと思います。

そもそも医師の能力は、

技術などを学ぶ過程においても、

倫理観の持ちようが

より大きく影響するように思います。

技術職など、

事業家ほどの豊かさなど得られる筈もなく、

職業選択の際においては、

その辺りを十分に考慮しなければなりません。