私には、せがれが一人居りますが、
私のアキレス腱と言っても良いでしょう。
自分の若い頃を、決して胸を張ってと言えない事を
十分に自覚しているのと、
せがれの可能性を信じる唯一の存在であることに
せがれも何時か気づく時が来るだろうと、
ただ見守ることくらいしか出来ません。
また、男同士しか判らない【アヤ】と云うモノが判るからこそ、
最近の糞のような輩とは違うと云う安堵の気持ちがない訳ではありません。
男が認める男と云うモノは、
女性からしてみれば、
其れは全く理解不能なモノだと思います。
今日も、人気テレビキャスターに隠し子が居たと大騒ぎですが、
昨日までモテハヤシテいた癖に、
今日は怪しからんトンでもない奴だと。
そもそも、芸能の仕事に就く人に
清廉潔白を求めてどうするン?と、
思う私が、時代の尺度とかけ離れているのでしょう。
藤山寛美や春団治、あの輝かしい役者たちが、
今の物指しで、どう生きたのでしょう?
私のせがれは、今時の優等生ではありません。
私も、そうでしたし、
今もそうです。
歯で困って居られる患者さんのお役にたつためだけに、
生きているようなモノです。
他には何の取り柄もない私ですが、
私の範疇にあるファミリーの守り神であった積もりで
厳しい言葉や態度で接してきました。
が、本当にみんな、気づいてくれるのでしょうか?