人の身体を診る仕事の勘所


誰しも人には触れて欲しくない境界線と云うモノが在ります。

其処を察するのが心遣いだと思います。

その辺りに配慮せずズカズカと立ち入る行いを

地雷を踏むと云う表現になろうかと思います。

私が時代劇を好むのは、

この辺りの描写なくして時代劇は成り立たないからです。

治療においても、同じ事が言えます。

治療方法は、ただひとつキリではありません。

患者さんの全体像を鑑み、

抱く心で、治療方法を提示しなければならないと思っています。

その辺りが、人の身体を診る仕事の勘所だと。