インプラントメーカーなり歯科技工所の方からは
この地方においては、
私の診療所くらいインプラント治療の多い処はないのだそうです。
毎日をインプラント治療で過ごしています。
単にインプラントを埋め込むだけの比較的容易な症例から
大幅な骨の改造を必要とする難症例まで、さまざまですが、
何10年経った今でも、手術の前には緊張しています。
院長室で、手先を擦って解して、温めて、
身体を揺すってストレッチしたり。
頭の中は、手術の手順をイメージしながら、ゴソゴソしたり。
患者さんの前で、自信満々!と云う真似は私にはできません。
手術を前に緊張する患者さんに、
ー 私もおんなじですよ。私も恐いんですよ。 ー
で、一緒に大笑いなんてショッチュウです。
人の身体をあずかる責任に、押し潰されるほどに苦しい時もしばしばです。
最近、歯科医院にコンシェルジュとかコーディネーターと云う役割のひとが居られる処も在るそうな。
私から云わせて貰うと、阿呆!の一言です。
私らは身体を張って、切った張ったの世界で生きています。
医者の免許も心得も、経験もない輩が、何を根拠に治療説明するんじゃい!
する方も馬鹿、させる方がもっと馬鹿と、私は思っています。
患者さんの顔もロクロク観ないで、パソコン叩いて電子カルテをと云う馬鹿な医者も増えていますが、
それよりもズット程度の低い医療感だと思います。
私の診療所では、絶対に考えられません。
これが三枝デンタルオフィスの流儀です。