白衣


連日、県外からお越しになる方の対応でドタバタした数日を過ごしていましたが、

昨夜遅くに帰宅するがてら、穏やかな夜空に輝く星にホッと一息ついたのですが、

今朝はうって変わって台風到来を予想させるほどの空模様に

警戒心がメラメラと沸き上がり、

早速に、庭の植木ばちや自転車を寝かせてなどの備えに時間をとられて

何時もより出勤の遅れた私です。

今朝から、スタッフが白衣を着用したようです。

出勤したる私に、照れ臭そうに白衣姿を見せにくるスタッフに、

娘に対する心持ちのような想いで、その姿を眺めました。

こういう時に一言、誉める台詞でもスルッと口から出でる方がウケが良いのでしょうが、

元来、照れ屋の私です。

ー はい ー

で、お仕舞い。

最近になって白衣を着用するようになった私ですが、

皆と同じ所作を嫌うへそ曲がりな私は、

診察室で患者さんの顔を拝見してから白衣を羽織り、

で、お一人治療が終われば、再びに患者さんの前で白衣を脱ぐようにしています。

治療は私にとっても患者さんにとっても、大切な大切な手当てですから、

始まりと終わりのケジメをキチンととの気構えの形は

こういう所作であろうと思った訳です。

結構、ヘンコなんです、私は。