新しい年を迎えました。
皆さんはどのような新年を祝って居られるのでしょうか。
私の年越しは、某脳外科の寒い廊下のベンチでと、なりました。
長い間通って下さって親しくなった患者さんが、高齢で独り暮らしになった時に私は、
患者さんの携帯電話に私の携帯番号がワンプッシュでと登録してもらっています。
で、夜もいよいよ更けて、もう数時間で新年がという頃に
ある70歳の独り暮らしの女性患者さんからの電話が入ったきました。
レロレロ呂律ががまわっていません。
ご本人もパニック状態で。
ー 直ぐに救急車を呼びます!移送先は私の方で救急車には指示します。落ち着きなせぃ!私も直ぐに向かいます! ー
このようなことは初めてではありません。
長い間、開業医をやっていると結構あるもんです。
で、独り暮らしの高齢者の患者には、そのようにしているんです。
検査、処置の間、休みに入った病院の廊下で座ってました。
軽い脳梗塞でした。
患者さんは私の顔を観て、安心した様でした。
除夜の鐘が近くで聞こえています。
ホット一息ついての、明けましておめでとう!でした。
帰宅して初夢見る処か爆睡の新年でした。