昨夜は寝つきが悪くて、遅くまでテレビを観ていました。
と云うよりも、観いってしまった!と云うのが本音です。
フォードのトラックの製造過程を放映していました。
スポーツカーよりもトラックが私は好きなんです。
いつかはフォードのF-150と云うトラックに乗りたいと思っています。
ですから、つい熱が入って観てしまいました。
テレビの画面には、懐かしいミシガンの光景が。
ですが、当時とはうって違って、活気ある街の息吹を感じました。
オートメーション化されたラインの上を、流れるように車が造られる光景は、驚きには値するモノではありません。
私を驚かされたのは、製造にあたる作業員の健康に配慮された様々な工夫です。
作業員は毎日、1日の10時間を、全く同じ作業を繰り返すのだそうです。
作業員が仕事の間、肩から膝の高さまで、全く身体に無理な姿勢や力がかからないように、
床の高さやトラックの台座の高さが変化しながら、ラインは動いていました。
アメ車は雑で、日本車品質には敵わない!は大きな勘違いです。
求める処が、日本人とアメリカ人とでは違いますから。
フォードのトラック品質を日本のメーカーでは絶対に造れないと思います。
見映えもカッコいいじゃないですか。
いずれにしても、全ての局面に於いて、歯科は立ち遅れていると感じました。
どの歯医者が治療しても、同じクオリティで患者さんに満足して頂けるようにと、
工夫する必要を強く感じました。
毎日、無理な姿勢での仕事で、身体の手当てに苦心しています。
フォードのラインのような治療椅子があったら!ともうらやましく思いました。
ちなみにフォードの作業員の座る椅子の名前は【ハッピー.チェア】と云うンだそうです。