昨日の日曜日、
他歯科医院で 治療中の 歯の痛みが 消えない と
涙声にて 訴える かよわき女性の お電話を 先週 頂きました。
今週は 過密スケジュールであったのですが、
この女性。
最短で 日曜日返上でも
診て 差し上げたいと、
私を 動かした 殺し文句。
もう 此処しか 無いと 思って 勇気を出して お電話しました。
医者たる者。
診ない訳 いかない でしょっ!
それも できるだけ 早急に。
で、
極めて 緊張感の伝わる? この女性の 施術の途中を 診て、
そりゃ 痛いわな!
そこのホームページなんかを 観てみると
上手いこと 書いてますよ。
でもね、
理屈を 列べてみた処で、
最新機器を 導入した処で、
歯科治療の 【原理 原則】を
もう一度、
勉強し直した方が 良いのでは?
こういう 患者さんの 口腔って やたらと 多くなりました。
私の診療所は 比較的 難症例が 多い 歯科医院なんですが、
この頃、
基本的手技に 則っていないが故の 原因が
患者さんの苦しみに 繋がっている。
そういう 症例を 多く 遭遇します。
昔の ジャイアンツの 長嶋選手の ファインプレーって
気持ち 良かったですね!
でも、
歯科治療に ファインプレーは 不要です。
確実に、
着々と、
正確 精密に
原因の除去に 勤しみ、
1に根気 2に根気 3、4 なくして 5に根気。
それに 尽きるんです。
誰も 助けては くれません。
ひたすら 自己研鑽。
そういう モン だと 確信しています。