さまざまな・思い出の詰まった家は
スッカリ・姿を消し去り、
2区画が・平地になると、
まの抜けた・空き地。
前の家は、本当に小さな家でした。
50坪の敷地に、
15坪ほどの1階と、
ほぼ同じ程度の2階。
もちろん木造です。
ある方から・言われたことが・ありました。
先生って、
質素な家・なんですね!
別段、
家の立派さで、
歯科医師の・腕の良し悪しが・変わるわけでは・ありません。
家は、
暑さ・寒さが・しのげたら・良い。
そんな風に・思っていました。
診療所は、
患者さんを・迎える場であり、
治療を行う場。
ここにこそ、
資金を注ぐべきで、
本音を言うと、
家にかけれる費用が・足らなかったのです。
外構を綺麗にしようと・思った矢先、
隣接した土地が整備されたので購入。
その費用は、
外構にと貯めた貯蓄を充てて、
な〜んもない、
私の自動車置き場に・なってたんです。
今回、
やっと、
ついの住処・として、
私のイメージ通りの・庵が・できそうです。
平家建て。
私のライフスタイルから・和室はありません。
小さな家です。
ただ、
今回は、
ビルトインガレージを設けました。
家の・どこからでも、
フェラーリ製エンジンが・眺められるようにです。
ニューヨークのワンベッド・ルームのコンドミニアム。
それが・私の・今回の家のテーマです。
診療所は、
外観は・パリの常宿から。
オテル・ド・サントノーレ。
内装は・シカゴの・これも常宿。
シカゴ・ザ・ドレイク。
家の方は、
スッカリ・任せてしまいました。
敷地前の道路からは、
外の駐車スペース以外は・全く見えない創りです。
芝生を・犬たちが・走り回るんでしょう。
ウッドデッキから、
コーヒーでも飲みながら・眺めていよう・と。
その空間も、
隣接する・家々からも・見えません。
大した費用はかけてませんが、
設計士の久保先生が・知恵を搾って・苦しんだ結晶です。
今回、
さまざまな・ホームメーカーと関わりました。
で、
紆余曲折の結果、
失礼ですが、
地元での知名度は・今一つ・なんじゃ・ないでしょうか?
が、
ロータリーホームに・決めたのです。
工事が・決まった瞬間、
私の敷地には、
大きなフェンスが・取付けられました。
作業員以外は、
中を・見ることが・できないように。するためだとか。
よく・いらっしゃるんですと。
ご近所や、
興味を持つ方が、
工事作業の現場に・見学に。
建てる私の側からすると、
それは・不快ですよね。
知らない人に、
中・見せるなんて。
そういう施主が・多かったそうです。
それで、
鍵付きの・大きなフェンスで、
野次馬を。シャットアウト。
なるほどな!
地面が・掘り下げられて、
家の形の・地盤が・見えてきたようです。
ただ、
夏にならないと、
完成しないのだとか。
私も・体を労る歳に・なりました。
ゴージャスな家は・要りません。
緊張しきった仕事を・癒すための・家が、
良い仕事のために・必要となったんです。
仕事が・終わったら、
肩・腕、頸、指、
痛いんですよ!
ずっと・使ってますから。
休むってことも・大切だと、
つくづく感じるように・なりました。