副作用


新型コロナウィルスのワクチン接種した昨日、

空は・珍しく快晴。

マリリンとラッシーを連れて、

結構・遠くまで散歩するという・長閑な平日の休日を楽しみました。

週休2日制・今では・当たり前な習慣なんでしょうが、

母を引き取ってから、

歯科医師になって・初めて採用したのです。

スタッフには・お休みを与えても、

私は・ずっと・働き尽くめ・でした。

医者が・休んでて・どうする!という気持ちと、

もっと・もっと・上手になりたい!

その気持ちが・重く・大きく、

私の背中を・押していたからです。

最近の母は、

虎屋の最中を買って来て欲しいの、

黒糖かりんとう・が食べたい、

山形の佐藤錦を買って来て、

などなど、

食べることなら・お任せください!

という看板を・立てようかしらと、

コロコロと・笑うように・なりました。

新型コロナウィルスの予防接種も、

息子より早く・受けて、

母は・人生の最終章を、

幸福に包まれていると・思います。

母とは・縁が薄かったのです。

私が42歳の歳に、

常人ならば・決して生涯・許すことのできないことで、

私の人生は・大きく軌道修正する羽目になりました。

ただ、

その経緯から、

私は・生きる強さを・身につけられたのです。

戦う前に・自己の実力を養うこと。

戦うには・鉄砲と弾が・いるんだぞ。

補給線も・大切だ!

全てが・整うまで、

じっと・頭を下げて・耐えろ!

そう・言い続けて・時を重ねて・きたのです。

無論、

私の云う、

鉄砲と弾と云うのは、

歯科医師としての・実力です。

本業の・絶対的安定こそが・私の武器である!

そう信じて・歯を食いしばって・修練したのです。

今、

私の技術と・診断は・絶対的に・安定した強さを持っていると

思って・います。

歯の病は・治せますから。

私さへ、

健康に注意していれば、

後進に・追い越されるという・脅威は・皆無です。

今の若い歯科医師たちは、

上質で・上品な環境を・経験したことが・ないのでしょう。

パリの・バンドーム広場のホテル・リッツでの

ブラックタイのディナーとか、

モナコでのカジノ。

優れた空気が・人を創ることを、

この歳になって・よく分りました。

物を観る眼は・三代かかル・と言いますが、

今こそ、

若い歯科医師たちの云う、

根拠と・予知性のない・言葉だけの・最新治療に、

私は・嘲笑しながら、

その後始末に・明け暮れて・います。

ですから、

患者さんが・増える一方です。

生きる時間を・重ねる過程にて、

カトリックの洗礼を・受けたのが55歳の・復活祭の夜。

神様が、

許すことを・お導きになられたのだと・感じています。

毎日、毎日が、

別の意味での・新しいことの経験の連続。

自分を長持ちさせる生活へと、

徐々に・移行しつつ、

胸に燃え盛る・歯科医学への情熱のエネルギーとの調和。

これが、

この数年の・課題だと・工夫しながら、

リズムを作っています。

で、

あれっ・起床してから、

左の肩が痛くて、上り難いぞ。

困った!

そういえば・昨日・ワクチン打ったんだっけ!