私の歯科医師としての・最初の第1歩は、
歯科保存学から・スタートしました。
コレは・ある意味において、
ラッキーだったと・思います。
朝から晩まで、
毎日を・根管治療で過ごす訳ですから。
大学病院で治療する・博士を目指す若手歯科医師ですから、
開業医が・手を焼いた・難しい症例の治療を・担当する訳です。
コレは・凄まじいプレッシャーと、
鬼のような・容赦ない罵声と・批評の指導で、
上から・ガンガン責め立てられるのが・常でした。
今の時代では・信じられないくらいの・パワハラ地獄だったのです。
しかし、
絶対的な・基礎といいますか、
当たり前のことなんですが、
そういった治療上の・常識論と技術は、
身体に・染み込んだと・思います。
社会人として、
約束の時刻の・5分前のルールであったり、
見知らぬ方へでも・目が合った際には・ご挨拶であったり、
そういうルール・みたいなものが、
治療でも・あるんですよ。
今の歯科医師には、
そう言ったものが・欠如して・いらっしゃる。
昨日の・初診の方が・苦しんでおられた
下顎第1大臼歯の根管治療の後と・称する治療。
いくらなんでも、
手の・加えようは・ありません。
このレントゲンを診て、
自分が、
ヤブ医者であることに・気づかないことの対して、
私は・信じられない。
手先が器用な私でも、
コリャ・あかんわ!
ソレと、
一般の方には、
こういう事を・申し上げると、
反感を持たれるかもしれませんが。
治療を・お受けになられる際に、
ヤバイ!って・気づかないのは・甘いんじゃ・ないかと。
美容院に行った際に、
シャンプーの際の・手先感覚で、
この人は、
駄目だ・なんて・分かるじゃないですか?
そういう風に、
施術を受ける側の・感性ってのも・大事なんじゃ・ないですかね。
なんにせよ、
鈍いのは・駄目ですよ。
しかし、
根管治療の質、
違う意味で、
悪くなってるんじゃないかと・思いますね。