私にとっての・自動車


初めて乗った・自動車は、

新車の・マツダRX−7でした。

ロータリーエンジンに・魅了されたからです。

ターボ化される前の12Aエンジンでした。

余計な・過給装置を・好みません。

ターボチャージャーや、

スーパーチャージャーで・飾られたエンジンに、

私は・抵抗を持っています。

再び、

マツダは・ロータリーエンジンを復活させる・そうな。

これは、

現在のマツダの勢いからすれば、

良い・兆しだと。

ただ、

悲しいかな。

人は・歳をとります。

ロングノーズのロータリーエンジン搭載車を、

初老に差しかかった私には、

似合わなくなりました。

自動車離れの傾向顕著な・若い男たちには、

是非に、

この自動車に・乗っていただきたい・ですね。

若い時分にしか・できない事って・ありますから。

歯科医師の仕事柄、

工学を・避けることは・できません。

自動車は、

工学から生まれる・結晶です。

自動車のメカニズムに興味を示さない・歯科医師は、

不幸な・思考回路の持ち主でしょう。

私にとっての・自動車とは、

仕事を行う上での・思考回路そのものであり、

男の浪漫・でもあり、

自己主張の道具でも・あります。