日別アーカイブ: 2018年8月2日

顎関節症の治療

顎が痛いのもツラいですし、

口が大きく開けられないのも、

コレもツラいですよね。

でも、

耳が聴こえ難くくなるとか、

頭痛、

額や頭皮辺りの鈍痛などなど。

顎の関節の位置異常から起こる

さまざまな関節周囲の組織の異常は

患者さんを大きく苦しませるのです。

精神的にも、

そんな怖い病気なんです。

検査の際には、

放射線科に依頼して、

顎関節のMRIを撮影し、

その画像と、

噛み合わせの検査から、

治療方法を決定する訳です。

治療の要所、要所で、

このように治療に誤りがないか?

注意を払って、

毎回、毎回、

そんな処です。

顎関節症の治療について

日本歯科大学新潟生命歯学部には

顎関節症の治療の大家が居られます。

歯科補綴学教室第1講座教授の小出馨先生です。

面白いのは、

小出馨理論は、

日本顎関節症学会の治療方法とは

全く異なることです。

私は小出馨理論を支持しています。

何故なら、

小出馨理論と小出メソッドを応用すると、

病気が治るからです。

小出馨親子直伝の小出メソッドを

もっか必死で、

自分の武器にしようと

奮闘しています。

学会の権威より、

私は一人の優れた研究者と臨床家が

導き出した確かな治療方法を支持する者です。

夕刻から、

顎関節症の患者さんです。

経過を追って、

とてもとてもワクワク気分で、

お待ちしています。

 

基礎が大事!

患者さんへの治療法を

少しずつ進化させています。

治療の最中の写真撮影まで

気が行き届かないことが

最近では多いのは、

治療に夢中でという処です。

あの患者さん。

旧クラウンブリッジを外すと、

悲惨な様相でした。

根管治療も、

ほぼ全ての歯に必要です。

根管治療の際に、

私はラバーダム防湿を絶対に行います。

出来なければ、

出来るように、

工夫するまでです。

この患者さんについては、

新しいクラウンブリッジ修復を行う前処置として、

歯周外科は必須でした。

で、

歯科医師の皆さん、

如何がですか?

この歯は如何されますか?

この歯の根管治療は既に終わりました。

今日は、

第2小臼歯はMTAセメントにて。

第1小臼歯は、トラディショナルな根管充填で。

私は今でも、

通常は昔ながらの教科書通りを貫いています。

大学病院にて教育している方法を、

キチンと守ることが大切だと考えています。

レントゲンですか?

ご覧になったら、

歯科医師の先生方は

倒れる!と、

思いますよ。