新潟からの帰路、

高松道から高松市の光景が視野に飛び込んできた際に、

あぁ、帰って来たと感じるのは、

既に讃岐の人となった証かもしれません。

新潟でのスケジュールは、

日毎に忙しくなる一方です。

仕事をさせて頂けることに

感謝しなければなりません。

沢山の宿題を持ち帰り、

高松市での診療と両立させる下拵えが必要だと

大いに考えています。

研究、教育は、

診療への直接的な関係はありません。

が、

視えない対象が、

ゆっくり、ゆっくりと

視えてくるようになるのです。

【正確、精密、誠実な診療】

これが私の本意です。

そのためには、

大切な修行だと考えています。

もう一度、

年内に新潟へは行かねばならないでしょう。

遠いですよ！

新潟は。

明日から今週いっぱいは新潟です。

もう秋は終わってるのでしょう。

私の後を糞のように着いて来るマリリンとラッシーです。

一泊の出張の際は、家で留守番させています。

ただ帰宅してからは、

怒る、拗ねる、甘えるの限りを

全身で表現し、

片時も離れません。

犬連れの初老の男性を頻繁に見かけます。

こういう人は、

私と同じ人種なのでしょう。

特に大型犬を好む人は。

で、

流石に新潟行きの際には、

留守番させることができません。

この２匹は、

私の言うことしか聞きません。

ペットホテルでは、

うつ病状態だったからです。

私が甘やかしたためでしょう。

北陸道を走る白の【セコイア】の

後部座席に鎮座するマリリンとラッシー。

最近ではサービスエリアに綺麗なドッグランも整備されてきました。

私はベンチにてコイーバで一服。

で、

芝生を駆ける犬たちを眺めています。

片道８６０キロの行程です。

私も年をとりました。

１０年前は、

夜通し一気呵成に走ったものです。

今はゆっくり、ゆっくり休んでの、

半ば行楽気分です。

萬代橋のたもとの【やすらぎ堤】を

犬を伴っての

いつもの散歩を堪能したいと思います。

私の楽しみと言えば、

この程度です。

大人しくなりました。